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楔(くさび)のパスとは、何か?……初心者のためのサッカー観戦が楽しくなる色々解説シリーズ

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2014年シーズンも、多くの人にエディスタに行ってほしいですね。スタジアムに行けば、それはもう雰囲気だけで楽しいのですが、サッカー初心者の方々が、ゲーム観戦がもっともっと面白くなるように、戦い方や言葉を紹介していきますね。

楔(くさび)のパス

本日は、楔(くさび)のパス。
楔(くさび)をウィキペディアで調べると
「くさび(楔、wedge)とは、堅い木材や金属で作られたV字形または三角形の道具。
一端を厚く、もう一端に向かってだんだん薄くなるように作られている。隙間に打ち込むための形状である。」とあります。
サッカーにおいても、相手の陣の隙を作るための、攻撃のパスなのです。

くさびを入れる、とかいう表現もあります。
攻撃のバリエーションの一つです。

皆様にお伝えしておきますが、この記事は、サッカーのことがあまり良くわからない方に向けて書いてます。詳しい方が読んで、そこはこうなんじゃないの?ということがあれば、コメント等よろしくお願いします。m(_ _)m

攻撃サイドから出るバスの種類で、
くさびのパス⇒ポストプレイ⇒ボールを落として⇒次の展開
ということになるのです。

相変わらず、下手くそな絵で恐縮ですが……。

新規ドキュメント 13_2攻撃側の中盤にいるAから、ゴール近くのバイタルエリアにいるBに対してパスを出します。
世にいう「縦パス」ですね。これが➀で
これこそが「くさびのパス」です。

Bは、多くの場合、相手のゴールやディフェンスを背にして(中盤からくさびのバスを出した味方の選手の方を向きながら)パスを受けます。

パスを受けた選手Bは、相手のディフェンスからのタックルを凌ぎながらボールをキープ、味方選手の、この図で言えば、C、D、E、Fの上がりを待ちながら、どんな動きをしているのか、どんなことをしたいのかを図りながら、これらの選手に、最も攻撃として効果があるだろうという場所にパスを出す(このパスを出すことを、落とす、という表現を使うことも多いです)のです。
もちろん自分が反転し、シュート!という選択肢もあります。
Bの、この一連の、パスを受け、ディフェンスをしのぎ、味方選手の動きや意思を感じて、次の攻撃のためのパスを出す、という動きを「ポストプレイ」といいます。この図で言えば②になります。

サンフレッチェ広島の場合の楔(くさび)のパス

サンフレッチェ広島なら、
Aのくさびのパスを出すのが森崎和幸だったり、青山敏弘だったり。
そのくさびのパスを受けて、ポストプレイをするのが、高萩洋次郎だったり。
で、そのポスト目がけて、石原や寿人、さらにはサイドバックから上がってきた塩谷だったり水本だったりするわけです。
Fの動きは、裏を取ろうとする動き。佐藤寿人選手でしょうか。

高萩洋次郎、「くさび」で、はしゃぐ

2013年リーグ戦を連覇した後の、やべっちFCで、
千葉ちゃんが、ギターの弾き語りで、みんなをドン引きさせた後に、
やべっちが「選手も、ちょっと距離とったもんな」というと、
千葉ちゃんが「試合中にはない距離のとり方でしたね」と答え
さらに「試合中に今の距離感やったら優勝できていないよね」とやべっちが返す。
そこに高萩洋次郎が「クサビ遠いっすよ、クサビだいぶ遠いっすよ」
で、周作が「間延び……w」という会話が展開される、というくらい
くさびのパスは、攻撃に重要なのです。
さて、2014年度のサンフレッチェも、たくさんの効果的なくさびのパスを入れて、いっぱい得点をゲットしたいですね。

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