長崎 対 広島 平和祈念マッチ サッカーには夢がある


【今日の一言】
サッカーには、夢がある

今週末。4月28日。長崎で、歴史的なゲームがある。
V・ファーレン長崎とサンフレッチェ広島のゲームだ。
1945年8月のことだ。新型爆弾が、原子爆弾が、核兵器が実際の戦争で投下された。広島と長崎。世界で2カ所。信じられない数の死体を、焼き払われた街に積み上げ、まとめて燃やさざるを得なかった。
黒い雨が降り、直接被曝をしていなかった人たちが、時間経過とともに調子を崩しいろいろな病で亡くなっていく。もう、草木も生えないと言われた。
それが長崎と広島。
そして、あれから73年後。それぞれの地域にをホームタウンとするプロフェッショナルサッカークラブが、それぞれのホームタウンで、サッカーというスポーツを通じて、日本のプロフェッショナルサッカーリークのトップのカテゴリー1で相まみえる。何と、感慨深いことだろう。
先ずは、2018年4月28日13時。場所は長崎県諫早市トランスコスモススタジアム長崎。
平和だからできること。そう、今は、平和だから。

長崎 対 広島の意味

昨年はVファーレン長崎が、奇跡のようにJ1に上がった。
消滅寸前だったそのクラブを救ったのは、ジャパネットホールディングスと高田明氏。そして彼らに続くようにVファーレン長崎をサポートした県民を中心としたサポーター。昨年のVファーレン長崎の軌跡を辿ると、J1への昇格は、正に奇跡だった。
それならば、とサッカーの神様が次に行ったのは、サンフレッチェ広島をJ1に残留させることだったのかもしれない。
この年、広島はリーグ開幕から不調が続き、どうやっても上向きにはならなかった。J2に落ちても不思議はないシーズンだった。でもなんとか広島がJ1に踏みとどまれば、2018年は、長崎と広島のマッチを実現することができる。このことが世界に発信できることには無限の可能性がある。サッカーの神様はそのことを思い、広島をなんとか勝ち点1差でJ1に留めたのかもしれない。

サッカーだからできること 世界共通のプロトコル

長崎 対 広島。人類にとってメッセージ性に富んだこの一戦の本質は、おそらく、日本人よりむしろ世界の人達の方がしっかり受け止めてくれるだろう。それはサッカーのそれぞれの地域での浸透度というか、ポジションと言うか、文化としてどれだけ定着しているか、そういったことだ。だから先程、世界の人達と書いたけど、アメリカはそこには入らないかもしれない。アメリカはアメリカンフットボールとバスケとベースボールの国だから。それでも、サッカーほど、世界共通の人気スポーツはない。だから、長崎 対 広島の平和祈念マッチは、世界の人々に、平和の尊さを訴えるメッセージとして、届くのだ。
Vファーレン長崎の高田明社長が、Twitterの文章の最後にかならず書かれる言葉がある。
「サッカーには夢がある」
正に強くそう思う。サッカーには。平和の尊さを世界に訴えるプラットフォームになりうる。そういう可能性だってある。だから、サッカーには夢がある、のだ。
さあ、4月28日の長崎対広島を楽しもう。戦争ではないこの戦いは、何と平和に満ちたことだろう。
平和だからこそ楽しめるこの一戦。平和の尊さを、噛み締めたい。

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