佐藤寿人

本当にサンフレッチェ広島は2ndステージを優勝したのかと疑いたくなるほど、広島市内は静かなもんだ

昨日、サンフレッチェ広島が2015年2ndステージの優勝を決めた。
シーズンの開始時点では、誰も広島の優勝を予測するものはいなかった。
そりゃそうだ、広島の攻撃の要となる1トップ2シャドーのうち、2シャドーがいなくなったのだから。
1stステージはチューンナップに時間を費やしながらそれでも最低限の勝点は取っていった。そして2ndステージは、チューンナップも済ませて、史上最強のサンフレッチェ広島は、何処のクラブよりも勝点を積み上げて優勝した。

昨日22日は、朝からサンフレッチェ広島のファンがエディオンスタジアムに詰めかけた。アクセスがよくないエディアンスタジアムには3万3千人以上がサンフレッチェ広島対湘南ベルマーレ戦を楽しんだ。
そして広島の5対0での勝利。優勝。スタジアムの紫の歓喜にあふれた。

一夜明けてみたら……広島の街は本当に静かだ

一夜明けて、お昼前に市内に出てみた。いつもと変わらぬ風景だ。昨日のエディオンスタジアムでの出来事は何だったんだろう。
広島市内の繁華街では、ほとんどサンフレッチェ広島優勝の文字すら見られない。
理由は2つある。たぶん。

一つは、優勝と言っても2ndステージ優勝である、ということ。これ、ほんとめんどくさい。
Jリーグの幹部は、早く2ステージ制やめないと、Jリーグ、ほんとに死んでしまう。
もう一つは、市民の気持ちと、商店街はじめ、行政、首長、広島地方マスコミのトップ、広島地方経済界のトップとが、あまりにも乖離している、ということ。

昨日3万3千人ほど、山を越え、障害物をクリアし、エディオンスタジアムに足を運んだのだ。これは少なくとも、サンフレッチェ広島のファンであることを表明したわけだ。
それなのに、広島市内のこの普通さは何なんだろう。
多くの市民のサンフレッチェ広島への思いと乖離していることの証明だろう。

市民の気持ちと、街の経済を動かしていく人たちとの気持ちが近づかないかぎり、旧広島市民球場跡地への複合スタジアム移転なんて、1ミリも進まないだろう

Jリーグに関わるクラブは、今、全都道府県にある。おとなりの山口にも岡山にも島根にも鳥取にも。(山口はJ3からJ2へと来年カテゴリーを上げてくる。中四国や九州をからめての面白い戦いになるだろう)
全ての県にクラブチームが幾つか存在することになる。そして、県知事同士が、お互いの地域のクラブのことを話題にするようになる。
私は今、さいたま市と仕事をしているが、打ち合わせはいつも、サッカーの話題から入る。会議のテンションは一気に上るのだ。
あらゆる場面で、こういうことが起こってくるだろう。
広島の首長をはじめ、行政や広島地方マスコミ、商店街の方々のサンフレッチェ広島への思いは、いくばくのものなのだろうか。

サンフレッチェ広島の紫の戦士たちは、広島のために戦っている。多くの広島市民も紫の戦士たちを応援している。
そして、今日、2ndステージ優勝の翌日、広島市内は、何事もなかったように、静まり返っている。

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