「今のはファウルしてでも止めないと、決定的なピンチになるところでした」
「ファウルは出ましたが、いいディフェンスでした。ああでもしなければ確実に1点取られていたでしょう」
といった解説やアナウンスを聞くことがある。
最近は少なくなった印象だけど、
こういう考え方は、絶対にするべきではないと思うのです。
「ファウルをしてでも、止めるべき」って、おかしいですよね。
これ、「相手選手に危害を加えてもいいから止めろ」ってことですから。
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球際に強く行く、と、ファウルする は全くの別物で、別の技術
球際に強く行くことは大切です。これがしっかりできるチームは、強いです。
しかし、球際に強く行くのとファウルは別物です。
全くの別物。
数日前の、このサイトの記事に、勝ちにこだわると、つい手が出てしまい、それは仕方がない、というコメントが寄せられた。
コメントしていただいたことには感謝しつつ、しかしこの考え方は酷いと思う。
「勝つためならルールを守らなくても良い」という考え方は、極めて危険な要素をはらんでいる。
問題は、勝つためなら、というところにあるんだけど、そこを論じ始めると、大変な文字数が必要になるので、やめておく。
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なぜ、フェアプレイ旗をキックオフ前に掲げるのか?
それは、フェアプレイを貫くことが、難しいからではないだろうか。
生きていると、全くアンフェアなことが平然と行われていることを目の当たりにしたり、巻き添えにあったりすることもある。
会社や、政治や、経済や、住んでいる街や……ありとあらゆるところで。
だからこそ、せめて私たちが大好きなフットボールの世界では、フェアプレイを貫いて欲しいんだ。
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