サンフレッチェ広島

浮かれるな。まだ紫の戦士たちは何も手にしてはいない。私たちの想いで、栄冠を勝ち取ろう……最終節

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最終節を迎える。そして今、私たちサンフレッチェ広島は年間順位1位、2ndステージ1位と、最も高いところにいる。
しかし、まだ何も手にしていない。
私たちが狙うのは、先ずは最終節の勝利だ。

油断はない。しかし……
中野和也さんが、コラムの中で書いていた。
紫の戦士は誰ひとりとして油断していない。しかし、である。人間というのは単純なメンタルを持っているわけではない。

少し長いけど、引用させていただきます。
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(ここから)
その集大成が、湘南戦である。勝てば文句なし。引き分けでも、得失点差を考えれば浦和を上回る可能性が非常に高い。ただ、この状況には危険な香りがする。
かつて広島は、これほど優位な状況で「何かが決まる」シチュエーションを迎えたことはなかった。唯一の例外は2008年のJ1昇格だが、あの時は完璧な独走。比較にはならない。2012年も2013年も、勝たねばならないシチュエーションだった。そういうシンプルさが選手の意識を統一させていた。だが、今回はそうではない。たとえ、言葉では「勝つことしか考えていない」と選手たちが言ったにしても、だ。
思い出してほしい。2013年、横浜FMは2試合で1勝すれば優勝できたのに連敗した。2007年の浦和は、最下位の横浜FCに勝てば優勝だったのに敗戦。鹿島に逆転を許した。彼らに気持ちの緩みがあったとは思えない。だが、逆転を食らった理由は間違いなく、メンタルなのだ。プレッシャーもあるだろう。有利な状況であることが、逆に意識の中から集中を欠如させてしまったのかもしれない
(ここまで)

今、この文章を読んでくれている方も、心の何処かに中野和也さんのような感覚を持っているのではないだろうか。実は私も持っている。
優勝だけじゃない。寿人選手のゴールが止まってしまっているのも、微妙なメンタルの影響がないとは言えない。それは、寿人選手だけの話ではなく、紫の戦士だけの話でもなく、私たちの話でもあるのだ。

私たちの絶対的な応援で、まず、最終節を勝ち取る。寿人選手のゴールを後押しする。サンフレッチェ広島はチャレンジャーなのだ

物理的には圧倒的に有利。でも中野和也さんが言うように、危うい状況の中で、私の脳裏に浮かぶシーンが有る。
時は10月17日。場所はエディオンスタジアム。Jリーグディビジョン1の第14節、対川崎フロンターレ戦。私は、バックスタンドにいた。
ゲーム展開は、50分、柴崎晃誠の凄すぎるゴールで私たちが1点リードするも、83分に最もゴールをされてはいけない大久保嘉人(さすがだけど)に同点ゴールを決められてしまった。
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スタジアムを紫色に染めていた私たちも、引き分けで勝点1か、と諦め始めていた時、もう90分間際だったと思うけど、キャプテンの青山敏弘がピッチ上でくるりとバックスタンドを振り向き、手のひらを上にして両手を水平に開き、その腕を上下させた。
私たちを煽っているのだ。
「わしらは勝ちたんじゃ、勝点3が欲しいんじゃ。みんなまだ諦めてないよね、もっと力をくれ、あと数分でええんじゃ、数分でゴール決めるけえ、みんなも一緒にもっともっと戦ってくれ」

そして、山岸智が投入され、奇跡の、しかし必然のゴールが生まれた。

ピッチの上には魔物が棲んでいる。そしてサッカーの神様は気まぐれだ。
しかし、私たちは、その魔物を眠らせ、サッカーの神様を納得させたゲームを14節に体験した。

最終節。私たちファン・サポがやることは、これしかない。90分+α、紫の戦士たちに力を与え続けることだ。
私たちが気を緩めないことだ。
浮かれないことだ。
まだ、何も決まっていない。何も手にしていない。
油断するな。そして前に進もう。

最終節も
WE FIGHT TOGETHER!!
結集

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最終節

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