先週末は、仕事の都合で広島にいたのですが、とにかく、金・土・日とカープのゲームがあり、金曜日は夜、土日は昼、カープのユニフォームなどを着てズームズームスタジアムヘ向かう人達が、とにかくたくさんいらっしゃいました。
カープ人気、すげー、と圧倒されました。
しかし、ゲーム内容はどうだったのでしょうか?
金曜日の黒田先発のゲームこそ勝利しましたが、土日はシーソーゲームで最終的には敗戦。
何かこんなシーンを今シーズンはよく見ます。
[ad#co-2]
広島のマスコミは、カープの情報を明るく長時間扱うだけ
シーズンが始まる前。広島は「今年は絶対優勝できる」と大騒ぎでした。
でも、蓋を開けたら、この体たらく。交流戦を直前にして、セ・リーグの主役はベイスターズ。カープは最下位。
でも、広島のテレビ局や新聞は、カープのことを扱えば、広島の人たちは満足すると思っているのでしょう。大きくカープのことを扱い続けています。
しかも、できるだけポジティブに明るく。
カープファンの人たちは、本当にこれでいいのでしょうか?
本来であれば、広島のマスコミがまず、先頭を切って、なぜ、最下位に低迷しているのか、その原因を徹底的に追求し、改善策を議論することを、本気でやるべきだなのではないでしょうか。
監督はこのままでいいのか?
良ければそこを褒め、悪ければ批判する。そして改善策を議論する。
それこそが、カープへの愛だと思うのです。
買っても負けても、ダラダラとカープのどうでもいいような情報を流しているだけでは、カープも進化しないのと思うのです。
まあ、カープがいくら負けたところで、今のところ、常にスタジアムは満員に近く、グッズも売れていく。いいといえばいいのでしょうけど。
[ad#co-2]
3Sという言葉が頭をよぎる
3S政策というのがあって、3つのSとは、スクリーン、セックス、そしてスポーツなのですが、
この3つに人々を引きつけておいて、肝心な政策には関心を向けさせない、というやり方なのですが、
カープファンが、というわけではなく、広島のマスコミの行動を見ていると、そんな感じがします。
広島のマスコミが、能力がないのか、それとも、誰かにコントロールされているのか。
日本のプロフェッショナルスポーツは、プロ野球も、全国統一型から地域密着型に移行しています。
地域密着とは、単に盛り上がればいい、というわけではないと思うのですね。
もちろん、盛り上がることは凄い大切で、それを否定するつもりは全くないのですが。
プロスポーツが、地域密着にシフトしてきているわけですから、持続可能な地域活性に生かしていかなければならないわけです。
そこをしっかり考えて、私たちも応援しなければいけないなあ、と改めて思う日々なのです。
私も、単に、サンフレッチェ広島を応援しているだけでは、だめだよなあ、としっかり自分に言い聞かせる私でございます。
◆よろしかったら、ブログランキングに、ひと押し宜しくお願いいたします。
⇩
にほんブログ村
コメント
コメント一覧 (3件)
私事ですいません。自分は昔の投手王国と言われた頃のカープが好きでした。
人気が先行し、客寄せパンダのような今のカープ
に痺れるゲームを制する力があるとは思えません。
選手や往年のファンは複雑な気持ちではないでしょうか。
手堅く勝つのに客が入らず、主力を抜かれながらも現有戦力で抜け目なく戦うカープが大好きだった私は去年からサンフレッチェが大好きになりました。
もっと早く好きになれば良かったと後悔するばかりです。
Jリーグはチーム数が多くて移籍も頻繁だから、野球に馴れていた私にはサンフレッチェは観てみたいけど、Jリーグがわからない、スタジアムにたどり着けないかも?というハードルが有りました。
観戦の仕方を知らない人に教えてあげる番組とか有ったらいいのにと思います。
長々と失礼しました。
通りすがりの熊サポさま
コメント、ありがとうございます。
私も、今のカープは儲けに走りすぎてる(儲けるのは当然ですが、走りすぎては……)と思うのです。
広島が潤う、という発想があまりにもないと……。
お互い、サンフレッチェ広島を応援していきましょう。
チーム数が多いほうが、実は、面白いのですよね。
当然、怒り心頭です。
まともな、或いは古葉時代の野球を知る者はみんな怒ってます。
マツダスタジアム観戦ボイコットぐらいしないといけない時期では?
そうしないと球団創立から初優勝までの時間より長い期間優勝から遠ざかってしまいます。
カープで勝ちたい、優勝したい、と帰って来てくれた黒田もガックリ来ているのではないでしょうか?