遙かなるスタジアムドリーム
あれは、いつのことだっただろうか? ザスパクサツ群馬が、まだザスパ草津と称していた頃で、J2に上がる戦いを、jFLで必死に繰り広げていたいた頃だったと思う。
そのホームグランドは、草津高原にあった。草津温泉で有名な草津。都会から見れば辺鄙なところ。でもその辺鄙なところでも更に辺鄙なところに、ザスパのホームグランドがあったのだ。
獣道ですか?とききたくなるような道に、車や人が列をなし、そのグランドを目指す。スタンドは、既存のものに鉄パイプなどで席を増設したもの。フィールドには、手書きの地元の旅館やおみやげ屋さんの看板。
ああ、これこそが、Jリーグが目指す姿の原型だ、と感じた。
スタンドに座ると……緑の芝生。青い空。四方は若い緑の葉を付けた木樹が見守り、その遥か向こうには、まだ少し雪を頂いた青い山々が囲む。何と美しい。
フィールドを五月の風が吹き渡り、ザスパのゴールを守っていた元日本代表キーパーの小島伸幸の銀髪を揺らしていた。
その頃の私は、まだ、Jリーグには興味がなかったのだが、草津高原に吹いていた、心地良い、しかし熱い風は、その後の私が、Jリーグの、サッカーの虜になっていくことの、予兆だったのかもしれない。遙かなる、スタジアムドリーム。
それぞれのスタジアムには、それぞれの雰囲気がある
さて……私が、これまで足を運ばせていただいたスタジアムは、北からいうと、味スタ、霞ヶ丘(世にいう国立)、等々力、日産横浜、平塚競技場(BMW)、日本平、そしてビッグアーチ(エディスタ)。
どこも、それぞれ違う雰囲気で、楽しいのです。各スタジアムがいろんな趣向を凝らし、楽しい雰囲気を醸し出しています。独自のグルメもホント、美味しくて楽しいですよ。
Jリーグの開催日は、それぞれのスタジアムは、お祭りなんですね。
今年も出来る限り、たくさんのスタジアムに足を運ぼうと思っている。
ピッチとフィールドの違い
さて、今日は、このとことが書きたかったのですが……(長いって!、イントロがw)
よくピッチとか、フィールドとかいいますが、どういう意味か、ご存知ですか?
ピッチは、ゴールラインとタッチラインで囲まれたところがピッチ。
そのピッチと、更に周辺(ベンチはアップする所などがあるところ。スタジアムによっては、陸上トラックとかもありますね)をフィールド、と呼ぶそうです。
覚えておいてくださいませね。
サンフレッチェ広島のスタジアム問題
私たちのサンフレッチェ広島のホームスタジアム=ビッグアーチ(エディオンスタジアム)も、私はいい雰囲気だと思います。本記事の冒頭で書かせていただいたザスパクサツ群馬の美しいフィールドの雰囲気にも似た。
ただ、あまりにも、アクセスが厳しい。設備が古い。そして観客席からピッチが遠い。(←ピッチはこういうふうに使いますw)
今のサンフレッチェ広島の人気であれば、平均2万人程度入る可能性は高いでしょう。しかし現状は15,000人。損益分岐点ギリギリと言われています。ぜひ、もっとアクセスの良い所へ、複合スタジアムの建設をお願いしたいです。
また、サンフレッチェがビッグアーチを使用することで、他の使用の制限がかかり(芝生を傷めるようなイベントはできない)、ビッグアーチも売上を生み出す機械損失をしていると思います。
数年前のお話しですが、サンフがビッグアーチに支払っている使用料は、年間6,000万。であれば、大きなコンサートを数回やれば、それ以上の利益が見込めるのですよ。
Jリーグのクラブは、その地域の財産です、宝です。広島の地域活性にも、大きな役割を果たすはずです。
日本の人口は、これから減っていきますが、サッカー人口はまだ、伸びるのですから。
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コメント
コメント一覧 (2件)
「Jリーグのクラブは、その地域の財産です、宝です。広島の地域活性にも、大きな役割を果たすはずです。」
スタジアム移転に反対している広域公園近隣の自治会も、同じことを言っています。サンフレッチェは我が町の宝。広域公園にスタジアムを残そう。紫色に染め続けよう。
…もっと広い視野で考えて欲しいです。ちなみに、今、紫色に染めているのは近隣地元民ではなく、遠くから来るサポーターです。
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