昨日、私のふるさと=広島県廿日市市のさくらピアに、藻谷浩介さんをお呼びして、講演会とパネルディスカッションを行った。
主催は、広域連携グローカルリンク広島西・山口東。
(自治体の枠を超え、議員、民間企業、NPO、市民、行政などのセクターが集まり、広域行政の低減をしようとする団体なのですが、広島や山口の将来を考えるグループ。)
会場は平日の夜にもかかわらず、約200名の方にお集まりいただき、大いに盛り上がった。
日本のほとんどの地域で、就業人口が減少し、高齢者が増えていく。
さあ、どうする……。
という問題にしっかり取り組もう、という方々の集まり。
そして、藻谷浩介さんを中心に、昨夜、出された一つの方向性は、
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「地元産の原材料のものを、あるいはそれが含まれているものを、少しでも使う、買う」ということだった。
今、消費しているものの1%でも、地元産のものを使用すれば、
事実、雇用が増える、若者が増える。つまり経済が回っていく……。
さらに、域外の方が旅行で訪れてくれて、地元産の原材料のものを買っていただくのも、素晴らしい経済効果をもたらす、ということだった。
サンフレッチェ広島は、里山資本主義
で、サンフレッチェ広島はつくずく、里山資本主義だと思う。
もちろん、完全に広島出身、というわけにはなかなかいかないですが、とにかく育成を大切にし、その組織からトップチームにあげようと努力する。
やはり、他のクラブからスカウトもしてきますが、
私は、そのスカウトもちょっと違う、と思う。
単に実力あるから呼ぶ、というのではなく、サンフレッチェ広島のサッカーにフィットする選手に焦点を絞り、誠実な交渉をしているのだと思うのです。
だから、勇気ある決断をしてくれて、サンフレッチェ広島に来てくれる選手は、まず、サンフレッチェ広島にマッチするし、
何より、広島のことを好きになってくれる。
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よそのクラブも、ある程度そうだとは思うのですが、
やはり、スカウトで来てくれた選手が地元を愛してくれる感じは、半端ない、と思うのです。
それはサンフレッチェ広島というクラブが、
「自分たちだけが強くなればいい」という考えではなく、あなたがなぜ必要なのか、あなたの人生の中でサンフレッチェ広島が、広島がどういう役割を果たすのか、誠実な交渉をするのだと思うのです。
だから、サンフレッチェ広島の選手は、監督、コーチ、スタッフは……広島が大好きになるのです。
広島のことが大好きな選手が、広島のために戦う。
これこそ、里山資本主義。
私が、ここ数年、サンフレッチェ広島が好きで好きで仕方ないのは、ここなんです。
だから、もっともっと、広島の人も、ぜひ、サンフレッチェ広島を、サンフレッチェ広島の戦士を愛してあげてください。
そして、サンフレッチェ広島を、広島の発展に活かしましょうよ。
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