いよいよ開幕戦。サンフレッチェ広島は浦和レッズを迎え撃つ。
相手にとって不足なし。結果はどうなるか分からないけど、いいゲームになることは間違いない。
今回は、ゲームの話は置いておいて、広島に紫の風が吹き始めたことをもう一回書きたい。
この前の記事で、広島の旧市内の繁華街でも、サンフレッチェ広島を応援するエリアが増えてきた。
これは私見ですが。
広島の繁華街でサンフレッチェ広島を推すエリアやお店は少なかった。優勝してもそれほど盛り上がらず。
でも、風向きは変わった。
紫の風も吹き始めた。
例えば、金座街のように。
広島旧市内のJR3駅が紫に染まる
特筆すべきは
JR西日本の駅。広島駅、新白島駅、横川駅が紫に染まる。
サンフレッチェ広島とのコラボレーション。数年前は、いや、昨年までは全く考えられなかった。
新白島と横川駅が、サンフレッチェ広島とコラボするのは理解できる。
エディピー(新サカすた)に近い。歩いて行ける距離なので、少しでもアピールして乗降客を増やしたいところだろう。
何しろ、広島で「駅」といえば「広島駅」で、広島の市街地でタクシーに乗って「駅に行ってーや(行ってくれ)」と言うとそのまま広島駅まで連れて行ってくれる。
(この件は「あげ太くん」でもコンテンツになっている😅。ぶち面白いのでぜひ見てみんさい)
しかも広島駅はカープの球場の最寄駅。カープのホームゲームがある時は、赤いユニフォームを着たファンで混雑する。カープとの親和性が高い駅。
その広島駅までもが、サンフレッチェ広島とのコラボするという。
恐るべし、新スタジアム効果。
どうしてここまでJR西日本はやってくれるのだろうか。
考えていくとある一つのことに辿り着く。
それはJリーグの構造的なメリットだ。
J1カテゴリーで20クラブ。このネットワークに価値があるのではないか?
なぜJR西日本さんが、ここまで力を入れてくれるのか。それは私のようなサンフレッチェ広島サポにはとても嬉しいしありがたいこと。
広島の街もサンフレッチェ広島と新スタジアムで盛り上がってくれれば賑わいが広がり経済的にも、人文的にも潤っていく。
ここからはあくまでも私の推測なので無責任に書かしてもらうけど。
JリーグはJ1カテゴリーで20クラブあることに、JR西日本さんは価値を見出してくれているのではないだろうか。
野球の場合、カープが所属するセントラルリーグは6球団。ビジターチームは5球団。
東京2チーム、横浜1チーム、名古屋1チーム、神戸1チーム。都会の5チーム。
一方、JリーグJ1の場合、北は北海道札幌から南は福岡まで、しかも、浦和や平塚や磐田、新潟や鹿島など、ある意味ローカル色が豊か。
確かに野球に比べて試合数は圧倒的に少ないけど、アウェイから広島を訪れてくれる地域の人のバラエティに富んでいる。
そしてもう一つ、彼ら(私を含めたJサポ)はゆるくX(旧Twitter)情報を交換している。
「今度広島遠征に行くけど、どこか広島らしい美味いもの食べられるお店ある?」とか。
こんな感じの経済効果は、結構あるのではないだろうか?
広島に紫の風が吹き始めた。
それは、広島を広島として豊かにしてくれる風であるはずだ。
そして世界に平和を訴える風でもあるはずだ。
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