3連覇を狙うサンフレッチェ広島レジーナが、女王の貫録を見せました。2026年3月7日(土)、エディオンピースウイング広島で行われたWEリーグ クラシエカップ グループA第4節。ちふれASエルフェン埼玉を3-1で下し、ここまで4試合無敗の勝点11でグループ首位をひた走っています。
ワシの推しの、そしてみんなの推しの中嶋淑乃選手も上野選手のアシストで鮮やかにゴールを決めましたよ。
試合結果
| チーム | スコア |
|---|---|
| サンフレッチェ広島レジーナ | 3 |
| ちふれASエルフェン埼玉 | 1 |
得点者(広島):
- 柳瀬楓奈(24分)
- 上野真奈美(56分)
- 中嶋淑乃(62分)
得点者(エルフェン):
- 平尾愛海(49分)
会場: エディオンピースウイング広島 観客数: 1,894人
グループA順位表(第4節終了時点)
グループステージは全6節制。残り2試合(第5節・第6節)を残した時点での順位です。
| 順位 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | サンフレッチェ広島レジーナ | 4 | 4 | 0 | 0 | 9 | 4 | +5 | 11 |
| 2 | RB大宮アルディージャWOMEN | 4 | 2 | 2 | 2 | 10 | 4 | +6 | 8 |
| 3 | ちふれASエルフェン埼玉 | 4 | 1 | 1 | 3 | 5 | 9 | -4 | 3 |
| 4 | INAC神戸レオネッサ | 4 | 1 | 0 | 3 | 5 | 12 | -7 | 2 |
2位・大宮との勝点差は3。残り2試合で首位の座は盤石とは言い切れませんが、広島が圧倒的に優位な状況です。
試合の流れ
前半――柳瀬楓奈が先制ゴールで勢いをつける
サンフレッチェ広島レジーナは、試合開始から積極的な展開を仕掛けましたねー。序盤からボールを丁寧につなぎながらエルフェンゴールに迫る展開。24分、待望の先制点が生まれます。
柳瀬楓奈がゴール前に持ち込みネットを揺らし、1-0。
今シーズン、攻撃の中心としてコンスタントに活躍している柳瀬らしいゴールで、スタジアムのボルテージが一気に上がりました。
前半はレジーナが主導権を握ったまま1-0でハーフタイムへ。
後半――連続ゴールで突き放し、勝利を確定
後半開始直後、試合が動きます。49分、エルフェン埼玉の平尾愛海が同点ゴール。一瞬スタジアムに緊張感が走りました。
しかしレジーナの反応は早かった。56分、上野真奈美が勝ち越しゴールを決め、すぐさまリードを取り返します。さらに62分、中嶋淑乃が追加点を奪い3-1。
この中嶋選手のゴールシーンが実に美しかった。まずはこちらの動画でご確認ください👇
▶ 中嶋淑乃選手のゴール動画(サンフレッチェ広島レジーナ公式X)
右サイドで相手ディフェンスを引きつけながら深い位置まで侵入した上野選手が、低く鋭いクロスをゴール前へ供給。逆サイドから絶妙なタイミングで走り込んでいた中嶋選手が相手マークを外してフリーで反応し、右足で丁寧に合わせてネットを揺らしました。中嶋選手といえばカットインからのシュートが代名詞ですが、この場面ではストライカーとしてのポジショニングの巧みさと、合わせる技術の高さが際立ちました。上野選手との息もぴったりで、練習から積み上げてきたコンビネーションが存分に発揮されたゴールでしたね。
わずか13分の間に2得点を重ねる圧巻の集中力。この一気の畳み掛けで試合の行方は事実上決まりました。その後は落ち着いた試合運びで3-1のまま試合終了。
良かった点
4試合全勝で勝点11・首位独走
4試合9得点4失点・勝点11は堂々たる成績です。2位・大宮との勝点差3を考えると、レジーナが首位をキープしている状況は盤石に近い。グループ内の強豪INAC神戸、好調な大宮相手にも結果を積み上げてきた安定感は本物です。
失点後の即時反応
同点に追いつかれた直後(49分失点→56分奪回)に素早く勝ち越したのは、今のレジーナのメンタルの強さを象徴していました。浮き足立つことなく自分たちのサッカーを貫く姿勢は、ここから先の残り試合でも頼もしい。
複数選手によるゴール
3得点が3人の異なる選手から生まれた点も好材料です。柳瀬・上野・中嶋と、攻撃の多彩なパターンを見せられたことで、相手にとっても対策を立てにくい状態が生まれています。
課題・改善点
失点ゼロで終えられなかった
グループステージここまで4失点。3連覇を狙うチームとしては、守備の安定をさらに高めたいところです。特に後半の早い時間帯に失点するパターンには修正の余地があります。残り2試合で無失点を目指したい。
残り2試合も気を抜けない
首位とはいえ、準決勝進出はまだ確定ではありません。第5節(3/15)は大宮アウェー、第6節(3/21)はINAC神戸とのホームゲームが控えています。大宮は勝点8で2位につけており、まだ逆転の可能性も残っています。油断は禁物です。
選手採点・MOM
MOM(マン・オブ・ザ・マッチ): 中嶋淑乃
後半62分の追加点は試合を完全に決定づけるゴール。前線からの積極的なプレスと、決定的な場面での落ち着いたフィニッシュは圧巻でした。
注目選手:
- 柳瀬楓奈(得点): 先制点を決め、チームに勢いをもたらした。今季のエース格として存在感を発揮。
- 上野真奈美(得点): 同点弾直後の勝ち越し弾は気持ちの入ったゴール。チームを救う仕事人。
- 神谷(MF): スタメンで攻守に精力的なプレーを見せ、ゲームを支えた。
残り試合の展望
グループステージ残り2試合の日程はこちらです。
| 節 | 日程 | 対戦 | 会場 |
|---|---|---|---|
| 第5節 | 3月15日(日)13:00 | RB大宮アルディージャWOMEN vs 広島レジーナ | NACK5スタジアム大宮(アウェー) |
| 第6節 | 3月21日(土)14:00 | 広島レジーナ vs INAC神戸レオネッサ | エディオンピースウイング広島(ホーム) |
首位通過で準決勝進出を決めるためにも、まずは3/15の大宮アウェーが重要な一戦になります。3連覇という偉業に向けて、一戦一戦を丁寧に戦っていく姿勢が問われる時期に差し掛かってきました。
まとめ
広島レジーナがエルフェン埼玉を3-1で下し、グループA首位をひた走る4連勝。まだグループステージは残り2試合あります。準決勝進出は確定ではありませんが、現在の安定感は文句なしです。
柳瀬楓奈の先制点、平尾にいったん同点を許しながらも上野・中嶋が連続ゴールで突き放す――まさに女王らしい試合運び。あの一瞬のピンチを感じさせない落ち着き、そして確実にものにする決定力。3連覇という夢は、まだまだ続いています。
そして今のレジーナ、明らかにチームとしての底上げが進んでいますよね。複数の選手がゴールを決められる厚み、同点に追いつかれてもすぐに跳ね返すメンタルの強さ。個の力だけじゃなく、チーム全体の実力が確実に上がっていると感じます。これは残り試合、そして準決勝・決勝に向けても非常に頼もしい。
最後にひとつだけ。この日の観客数は1,894人。正直、もっとたくさんの人に見てほしいなという気持ちがあります。2,000人にも届かないのは、ちょっと寂しいですよね。レジーナはこんなに面白くて強いのに!スタジアムに来てくれる人が増えれば、選手たちも絶対にもっと燃えます。応援の力って本当にあるんですよ。だから、まずはあなたが一度足を運んでみてください。一緒にサンフレッチェ広島レジーナを調子に乗らせましょう!女王の戦いはここからが本番です。
参考: WEリーグ公式サイト・サンフレッチェ広島レジーナ公式サイト
