高萩洋次郎

サンフレッチェ広島の選手たち

高萩洋次郎、サンフレッチェ広島退団。海外移籍を目指す

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私たちの10番、高萩洋次郎が、サンフレッチェ広島との来季の契約を結ばず、クラブを退団することになった。
2014年シーズンの、最も大きなニュース。しかも大晦日の発表。
その理由は、海外を目指すとのこと。
ならば仕方ない。精一杯、洋次郎のことも応援しようと思う。

ただ、よく知らないのですが代理人が槙野と一緒の人物らしく、海外経由でどこかのJリーグ(赤いユニの)に入団ということは、無いですよね。ホント、頼むよ、そこは。洋次郎に限って、絶対ないと思うけど。
いや、無いよね、一瞬でも疑った自分を、今、自分で責めているところです。
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祈り……その言葉が、高萩洋次郎にはよく似合う

2012年、セレッソ大阪戦。初優勝を決めたエディオンスタジアムには、歓喜が渦巻いていた。ピッチに飛び出す紫の戦士たち。みんなの顔には、これでもかという歓喜の表情が溢れていて、身体でもその歓びを表現し尽くせないでいた。

しかし、そんな戦士たちの中で、佐藤寿人と高萩洋次郎は、少し離れたところで、初優勝の歓びを噛み締めていた。
寿人は、膝をピッチにつけ、うずくまり、頭を抱えていたように記憶する。そしてその顔は、涙にあふれていた。歓びよりむしろ、安堵感。サンフレッチェ広島のリーダーとして、広島に骨を埋める覚悟をして、やっと優勝できた……。これでサポーターに恩返しができる、そんな涙だった。

高萩洋次郎も、また歓喜の渦から少し離れたところに、立っていた。
両手の指を組んで、胸の前に置き、目を瞑り、祈っていた。
祈り……。
洋次郎の心のなかはわからないが、初優勝出来たことへの感謝と、そのことを、東日本大震災で被害にあった方々へ、初優勝の栄冠を彼なりの方法で捧げたのではないかと思う。
1人、静かにピッチに立ち、祈る姿は、神々しくもあった。
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洋次郎、大きくなって、サンフレッチェ広島のことを宣伝してきてくれ

広島のユースで育ち、実力でトップチームのレギュラーを勝ち取った洋次郎。海外でも、レギュラーを勝ち取ってくれ。洋次郎が海外を目指すなら、私は素直に応援しよう。
もちろん、来季からは、今季の10番がいなくなるわけで、そりゃ苦しい。
いつだって、洋次郎がトップチームに定着してからは、君の出場できなかったゲームは苦戦しているし。
ただ、そこは若手が埋めてくれるはずだ。
かつて、柏木が去り、カズが調子を落とした時に、洋次郎が活躍を始めてくれたように。
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今季の最終節、雪の中の2ゴールは、洋次郎の置き土産になってしまったが、
サンフレッチェ魂で、ぜひ、海外で成功して欲しい。
よい旅を。

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