チームラボの猪子寿之さんは、数年前のNHKの「ニッポンのジレンマ」で、いや、朝まで生テレビだっただろうか……、まあ、とにかくそういった系の番組で「会社に勤めなくて本当に良かった」と言っていた。
彼は、東京大学を卒業と同時に、チームラボという本人が所属する会社を設立。ずっとそこに勤めているわけだけだけど、
その番組の司会者が、猪子さんに「社会に、つまり一般的な会社に就職して、数年社会を勉強して、それから自分の会社を立ち上げげても良かったんじゃないか?」という質問をした。
その質問に対して、猪子さんは、次のようにキッパリと答えた。
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「いや、そんなことしたら、悪い癖が付きますよ」
私はその答えに、なるほどなぁ、と強く思った。
私は、一応、一流企業と呼ばれる会社に勤めて数十年。
でも、確かに、
入社して数年で悪い癖をつけてしまった。
先輩や、上司のやり方だけが正しい、と信じこんでしまい、何も新しいことが出来なくなっていた。
これでは、現状を打開する、ブレイク・スルーできるような仕事はできないよなあ、と自分で強く反省した。
広島市の複合スタジアム問題も、「どうせ、思い通りにはならないし」と思っている人が多いのでは……
広島市は、変わらないと、これから確実に沈んでいく。
昨日も書いたけど、今後は65歳以上の人が増えて、働ける世代は少なくなっていく。もちろん子どもたちも。
これまでと同じようなことをやっていては、恐らく、中国地方の中でも、それほど大きな都市ではなくなるだろう。
従来型の、お決まりのやり方では、もう、広島、けっこうやばい。
古いやり方では通じないけど、古いやり方しかできなくなっていないだろうか、今の広島は。
既に大型コンサートなどは、広島に来ないようになった。
中国地方の盟主では、無くなってきているんですよ。
だから、政治や行政も、これまでと同じやり方では、どんどん沈んでいくばかり。
さようなら、広島なのです。
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新しい感覚と、しっかりした計算と。その2つを兼ね備えた行動力を
広島の政治や行政は、官僚出身者がやることになっている、とか
どうせ、大きな政党の推薦がある人が勝つとか、
そんな感じだと厳しいだろうなあ。
サンフレッチェ広島の複合スタジアム問題も、
「現市長(2015年3月10日現在)が宇品というから、宇品できまるんでしょ」
と思ってそのままにしていたら、やばいよ。
複合スタジアムは、広島市にとっては重要な資産になる。
だからアクセスの問題はそのまま経済効果に反映される。
10年、20年、30年……将来のことを考えたら、旧市民球場跡がいいに決まってる。
だから、あきらめてはだめだし、
これまでと同じことや、同じやり方を選んでは、だめなんだ。
ちょっと違った視線で。これまでの広島にどっぷり浸からずに、
旅人の視線で考えてみるもいい。
一人ひとりの問題なんだ。
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