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「サンフレッチェ広島が、新スタジアムに移ったら、ビッグアーチはどうするの?」
という質問はよく聞きます。その時、あなたはどう答えていますか?
私は、次の3つの経済学の話して、納得してもらうようにしています。
それは、
1,現在のビッグアーチの収益が芳しくないのは、実はサンフレッチェ広島が律速になっていること。(機械損失その2)
2,サンクコストの概念
3,サンフレッチェ広島、広島市に取っての機会損失(機会損失その2)
実は、ビッグアーチにとってはサンフレッチェ広島が律速になっていて、機会損失している
サンフレッチェ広島は、いろいろな情報から分析すると、ビッグアーチに年間6,000万円程度支払っていると類推されます。またスタジアムのネーミングライツが年間3,300万円と言われていますから、
ビッグアーチは、サンフレッチェ広島がビッグアーチを本拠地としていることから得る利益は、年間で9,300万円と推測できます。
しかし、逆に、サンフレッチェ広島がビッグアーチを本拠地としているがために、できないこともあります。
集客力のあるアーティストによるビッグコンサート。
なぜ、大きなコンサートが開催しづらいのか。理由は2つ
- J1で使用するピッチの芝生のコンディションは、ある程度のレベル以上に保っておく必要があり、そのため、ピッチを使った大きなイベントが開催しづらい。
- J1のゲームスケジュール(が発表されるのタイミングが、1月末から2月の頭に頃ということもあり、なかなかアーティストのためにスケジュールの確保ができずらい。何年か前に、ミスチルかエグザイルか忘れましたが、サンフのホームゲームとスケジュールが重なり、サンフは、別のグランドでリーグ戦を行う、ということがありましたね)
この2つの理由が考えられます。
ビッグアーチでの大きなコンサートは1995年から昨年まで、18年間で7回です。
私の感想ですが、経営状態の思わしくない大規模スタジアム施設としては、このコンサートの回数は少ないと思います。
これは、サンフレッチェ広島が本拠地にしているから、少なくなってしまうのです。
1回のビッグコンサートで、ビッグアーチが得る金額は、おおよそ3,000万円と言われています。3回やれば、あるいは4回やれば命名権含めて、こちらのほうが売上が上がるのです。
つまりビッグアーチは、サンフレッチェ広島がホームスタジアムにしているがために、もっと収益を上げることができるチャンスを失っているのです。これが、経済学でいうところの機会損失です。
もちろん、ビッグコンサートだけではありません。もっともっと、ビッグアーチの活用の仕方はあるはずです。もっと収益はあがるはずなのです。
いや、私は、ビッグアーチの経営が上手ではない、と言っているのではありません。今の時点では、サンフレッチェ広島は、ビッグアーチがないと困ります。また、ビッグアーチサイドも、サンフレッチェ広島のために、機会損失を承知のうえで、ホームスタジアム契約をしてくれているのだと思います。
しかし、このままであれば、ずっと、ビッグアーチにとっては、機会損失が続きます。収益が上がらない構造が続いてしまいます。
だからこそ、本気で、次の次元に進むべきでしょう。
ビッグアーチも、広島市も、サンフレッチェ広島も、新しい収益構造に展開していくことは、急務です
ビッグアーチにとっても、広島市にとっても、サンフレッチェ広島にとっても、新しい収益構造を作り、3者が利益を上げていくことを目指す、というか、実行しなければなりません。もう、その決断をする時です。
それが、旧市民球場跡に複合型スタジアムを作り、そこの施設を戦略的に充実させて、サンフレッチェ広島が、そこをホームスタジアムにすることなのです。
なぜか? この記事の最初に書いた、
2,サンクコストの概念
3,サンフレッチェ広島、広島市に取っての機会損失(機会損失その2)
と、話は展開していくのですが……n。
またまた時間がなくなって、文章量も多くなってきましたので、次回にしますね。
サンフレッチェ広島のファンの皆様、また、旧市民球場跡地に、複合型スタジアムを作ることに賛成して頂ける皆様、ぜひ、今回の記事を、参考にして、深く静かに、旧市民球場跡地への複合型スタジアム建設計画を、実行してくださいね。
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