グループA無敗の女王が、初めて膝をついた。
3月15日(日)、WEリーグ クラシエカップ グループA第5節。サンフレッチェ広島レジーナはNACK5スタジアム大宮でRB大宮アルディージャWOMENと対戦し、1-2で敗れました。これがグループステージ初黒星。しかし、同じく5試合を終えた大宮と勝点11で並んでおり、グループAは同率1位のままです。
試合基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 2025/26 WEリーグ クラシエカップ グループA第5節 |
| 日時 | 2026年3月15日(日)13:00キックオフ |
| 会場 | NACK5スタジアム大宮(埼玉県さいたま市) |
| ホーム | RB大宮アルディージャWOMEN |
| アウェー | サンフレッチェ広島レジーナ |
| スコア | 2-1(大宮勝利) |
| 観客数 | 1,676人 |
得点経過
| 時間 | 得点者 | チーム |
|---|---|---|
| 前半29分 | 宗形みなみ | RB大宮(先制) |
| 前半45分 | 中嶋淑乃 | 広島レジーナ(同点) |
| 後半12分 | 齊藤夕眞 | RB大宮(決勝点) |
試合の流れ
前半――先制を許すも、アディショナルタイムに中嶋が意地の同点弾
ホームの大宮が前半29分に宗形みなみのゴールで先制しました。広島レジーナは押し込まれる時間帯が続きましたが、前半終了間際の45分、MF中嶋淑乃がゴールネットを揺らして同点に追いつきます。0-1から1-1に。アウェーの地で土壇場に追いついたこの一点は、女王の意地の証明でした。
後半――57分の決勝弾を守り切られ、初黒星
後半12分(57分)、大宮の齊藤夕眞が勝ち越しゴール。その後、広島レジーナは追いつこうと攻め込みましたが、大宮の守備を崩しきれず。1-2のまま試合終了となりました。
グループA 現在の順位
※引き分けなし(延長・PK方式)の大会フォーマット。PK勝ち=2pt、PK負け=1pt。
| 順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | RB大宮アルディージャWOMEN | 5 | 3 | 2 | 11 | 12 | 5 | +7 |
| 1位 | サンフレッチェ広島レジーナ | 5 | 4 | 1 | 11 | 10 | 6 | +4 |
| 3位 | INAC神戸レオネッサ | 5 | 2 | 3 | 5 | 7 | 12 | -5 |
| 4位 | ちふれASエルフェン埼玉 | 5 | 1 | 4 | 3 | 5 | 11 | -6 |
※グループステージ全試合が終了していない場合、同勝点は同順位とする。
今節の意味――厳しくなった1位通過、それでも諦めない
4勝0敗で迎えたグループステージ最終盤。大宮のホームで1-2の敗戦という結果は、正直に言えば、グループ1位通過への道を非常に厳しいものにしました。
現時点で広島レジーナと大宮は勝点11で並んでいますが、得失点差は大宮+7に対して広島+4。この差は3。同勝点の場合、グループステージ全試合終了後は得失点差で順位が決まることになります。広島が大宮を逆転するためには、残り試合で大量得点を重ねながら失点を最小限に抑え、かつ大宮に得失点差の悪化が起きるという、複数の条件が重なる必要があります。
そう、ここからは「普通に勝つ」だけでは足りない。1点でも多く取り、1点も余計に失わない。試合に向かう姿勢そのものをもっとアグレッシブに変えなければならない局面に入ってきました。
これまでの広島レジーナは「強さで制する」チームでした。しかし今の状況が求めているのは、さらにその先の「貪欲さ」です。ゴールへの執着、プレッシングの強度、セカンドボールへの反応速度――あらゆる面でギアを上げていかなければ、3連覇への道は開けません。
まとめ
広島レジーナにとって、今日の1-2は忘れられない一敗になるかもしれません。前半の中嶋淑乃の同点弾が示したように、女王は諦めない。しかしその「諦めない精神」を、これまで以上に攻撃的なエネルギーへと変換していく必要があります。
グループステージはまだ終わっていない。残された試合で広島レジーナがどれだけアグレッシブに、貪欲にゴールを狙えるか。その姿勢が問われています。紫の誇りを胸に、女王の覚醒を待ちましょう。
