サンフレッチェ広島がついにACLエリートのノックアウトステージに挑みます。ラウンド16の相手はマレーシアの強豪ジョホール・ダルル・タクジム。リーグステージでも対戦した相手。結構強かったですよね。
本記事では、試合日程・放送情報から前回対戦の振り返り、両チームの現状、そして勝敗予想まで徹底的にプレビューしてみます。
バルトシュ・ガウル監督の戦術が冴え渡るか?
スケジュールは大変だけど、やっぱりACLに出場できるのは、サポーターとしても楽しいですね。

試合日程・会場・放送情報
| | 日時 | 会場 | キックオフ |
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| 第1戦(アウェイ) | 3月4日(水) | スルタン・イブラヒム・スタジアム(マレーシア) | 21:15(日本時間) |
| 第2戦(ホーム) | 3月11日(水) | エディオンピースウイング広島 | 19:00 |
2試合の合計スコアで上回ったチームが、4月にサウジアラビア・ジッダで集中開催されるファイナルステージ(準々決勝以降)に進出することになるわけです。
しかし今、まさに中東の状況がどうなるか、不確定要素があまりにも多いのですが。
広島のACLエリート リーグステージを振り返る
サンフレッチェ広島は東地区を3位で突破し、ノックアウトステージ進出が決まりましたね。
リーグステージの戦いぶりを振り返ると、やっぱり決して楽な道のりではなかったですね。ゆずの栄光への架け橋じゃないですけどね。
蔚山HD戦(第2節)では0-1と苦杯をなめ、上海海港戦(第1節)や成都蓉城戦ではいずれも1-1のドロー。しかし、江原FC戦と上海申花戦では1-0の堅守で勝ちきった。
圧巻だったのは最終節のFCソウル戦でしたね。0-2とリードされた状況から、後半アディショナルタイムにジャーメイン良と木下康介が連続ゴールを決め、2-2のドロー。この劇的な追いつきにより、東地区4位以上が確定しノックアウトステージ進出が決まったわけです。
苦しい試合でも最後まで諦めない姿勢が、今季の広島の真骨頂ですね。
まあ、よかった。ノックアウトステージ出場が決まって。
前回対戦の振り返り|鈴木章斗2発で逆転勝利(2月10日)
リーグステージ第7節で、広島はホーム・エディオンピースウイング広島でジョホールと対戦しています。
開始わずか3分、元V・ファーレン長崎のマルコス・ギリェルメに先制を許す最悪の立ち上がり。でも、ジョホールのジョナタン・シルバがゴールライン上でハンドを犯して一発退場。このPKを、湘南から新加入の鈴木章斗が冷静に決めて同点。
そして後半47分、前田直輝の鋭いFKに鈴木がヘディングで合わせて逆転。鈴木の鮮烈なホームデビューとなる2得点で、広島が2-1の勝利を納めました。
鈴木は試合後「少ないチャンスの中で決めきるっていうのは僕の強み」とコメント。ガウル監督も「ゴール前の危険なところに入る嗅覚がある」と称賛した。
ただし、この試合はジョホールの退場者が出たことで数的優位に立てた面もある。11人対11人で戦うラウンド16では、前回対戦とは異なる展開を想定しなければいけません。
そもそもですが、ジョホールは強いの?どんなクラブなの?
その辺りに言及をしてみましょう。
ジョホール・ダルル・タクジムとはどんなチームか
ジョホール・ダルル・タクジムFC(JDT)は、マレーシアリーグを10連覇中の絶対王者だ。ACLの常連でもあり、2シーズン連続でラウンド16に進出。アジアの舞台でも豊富な経験を持つ。
注目選手
– マルコス・ギリェルメ(FW):元V・ファーレン長崎で、Jリーグでのプレー経験あり。前回対戦でも開始3分に先制ゴールを決めた。スピードと決定力を兼ね備えたアタッカーで、日本サッカーを知っているという点でも脅威だ。
– ベルクソン(FW):フィジカルに優れたストライカーで、JDTの攻撃の柱。空中戦の強さは要警戒。
– ナチョ・インサ(MF):スペイン出身のMFで、中盤の組み立てを担う。
JDTは強いんですよ、マジで。ドメスティック・ドミネーション。国内無双。
リーグステージ最終節でヴィッセル神戸にも買ってますからね、Jリーグ勢に対する自信を深めている。決してあなどれない相手です。侮ってはいないでしょうが。
広島の現状と懸念点|京都戦の逆転負けからの切り替え
国内では、J1百年構想リーグWESTグループで4試合を消化し、勝点8で2位。
直近の第4節・京都サンガ戦(2月27日)では、荒木隼人のゴールで1-0とリードしながら、終盤に追いつかれ、90+3分にトレヴィザンの逆転弾を浴びて1-2で敗戦。これがガウル体制での初黒星。
試合終盤の集中力と守備の安定感、これがACLで勝ち上がるための最大の課題でしょうね、特に守備の。
逆に言えば、FCソウル戦のように後半ATに2発で追いつく爆発力もある。このチームのメンタルの強さは、ノックアウトステージという一発勝負の舞台でこそ生きるはずだ、と信じてますよワシは。
京都戦から中5日。ガウル監督がどのようにチームを立て直し、ACLの大舞台に送り出すかに注目したいですね。
キープレイヤー3選
鈴木章斗(FW)
湘南から新加入し、すでにACL・リーグ合わせて存在感を発揮。前回のジョホール戦では2ゴールと相性も抜群だ。ガウル監督から新10番を任され、広島の新たな「核」として期待が集まる。ジョホールのディフェンスにとっては間違いなく嫌な存在ですね。
ジャーメイン良(FW)
FCソウル戦で後半ATに同点弾を叩き込んだ勝負強さが光る。大事な場面で結果を出せるストライカーの存在は、ノックアウトステージでは何より心強い。今年のジャメは違う。
木下康介(FW)
同じくFCソウル戦でATに決勝点級のゴールを決めた。フィジカルの強さを活かしたポストプレーと空中戦で、ジョホールの守備陣にプレッシャーをかけられる。
ということで、注目選手は3人のフォワードです。
勝敗予想と展望
第1戦(アウェイ)のポイント
マレーシアでのアウェイ戦は、高温多湿のコンディションやジョホールのホームの声援との戦いでもあります。スルタン・イブラヒム・スタジアムは2024年に完成した最新鋭のスタジアムで、JDTファンの熱量は凄まじい。この辺りの状況は、サンフレッチェ広島とも似てますね。
ここでは無理に攻めず、失点を最小限に抑えることが重要だ。理想は0-0かアウェイゴールを奪っての引き分け。リーグステージで見せた堅守が発揮できれば、十分に耐えられる。
というのが普通の考え方かと思いますが、アウェイで引き分け狙い、はサンフレッチェ広島には似合わないですよね。
前半でしっかり点を取って、後半はやや守りがちにしてカウンターに注意。そして最後の10分は攻撃と守備のバランスをしっかり整えて、できるだけ相手にバイタルエリアに入らせず守りきる。これでしょう。
第2戦(ホーム)のポイント
エディオンピースウイング広島でのホーム戦は、広島にとって最大のアドバンテージ。3月14日のG大阪戦が全席完売になるほどの盛り上がりを見せる広島のサポーターの後押しは大きい。
前回対戦でも鈴木章斗がホームで2得点を挙げており、ホームでの攻撃力には期待が持てる。第2戦で一気に勝負を決めたい。
総合予想
2試合合計 広島 3-1 ジョホールと予想する。
リーグステージでの直接対決で勝利していること、鈴木章斗というジョホールキラーがいること、そしてホームでの第2戦というアドバンテージ。広島が順当に勝ち上がる可能性が高い。
ただし、ジョホールは神戸を破った実力を持ち、マルコス・ギリェルメのように日本サッカーを知る選手がいる。第1戦のアウェイで先制されるような展開になると、一気に苦しくなる。油断は禁物ですね。
まとめ
サンフレッチェ広島にとって、ACLエリートのノックアウトステージは新たな挑戦。リーグステージで見せた劇的な戦いぶり、そして鈴木章斗を筆頭とした強力なフォワード陣。バルトシュ・ガウル監督の戦術と体制で、アジアの舞台での頂点まで行ってくれ。
京都戦の悔しさをバネに、まずは3月4日のアウェイ戦でしっかりと結果を持ち帰ってほしい。
紫の戦士たちのアジアでの冒険が、いよいよ本番を迎えます。
ドキドキしますね。
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