第28節、サンフレッチェ広島は、ヴィッセル神戸をホームのエディオンスタジアムで迎え撃つ。
特筆すべきは、チケットの売れ行き。数日前のデータでフロントは、28,000人の来場を予測していた。
イニエスタ効果
今年のサンフレッチェ広島のホームゲームは入っていない。前節も1万人程度だった。採算ラインは15,000人と聞いているので、今節はどう考えても赤字だろう。
成績が低迷しているわけではない。それなのに客が入らない。
ではなぜ、神戸戦は入るのだろうか?
当然のことながら、イニエスタという超一流の選手が広島にやってくる、これが最大の要因だろう。
イニエスタ、恐るべし。
ヴィッセル神戸を強くして、人気を高めただけではなく、日本のJリーグやサッカー人気を底上げしてくれている。ここは素直にイニエスタと彼を連れて来た三木谷さんに感謝。
広島のフロントは、来場客の満足を高めることができるのだろうか?
私はいつも、広島のフロントは本気でどうすれば広島市民が県民がスタジアムに来てくれるのだろうかとあまり考えていないのではないか、と正直思っている。
まず、バックスタンド年間指定席のこと。今シーズンが始まる前に、この制度がアナウンスされた時に、私はフロントに「絶対うまくいくはずがない」と電話した。
その時の対応は、あまりにも酷かった。
なぜ、値上げするのか?と質問したら、「ACLの規定」の一点張り。それは個席にしなければならない理由であって、値上げの理由ではない。
さらに色々嘘をつかれたり、はぐらかされたりしたのだけど、それは、今日のゲームが終わってから、フロントの今回のゲームの対応を見てから書くことにしたい。
今日、フロントは、少なくとも28,000人の来場する人たちに、今後につながるアピールができるかどうか、そこが勝負なのだ。
一つのバロメーターは、帰りの横川までのバス。
いつも、途中でバスが居なくなる。ここで数十分待たなければならない。後、5台多く確保できれば問題ないと思うのだが。
(これに対しても、私はフロントに質問したことがあるが、酷い答えが返って来た)
今日、帰り。バスが途中で居なくなったら、やはり広島のフロントはだめなのだろう。
帰りに待たされたら、二度と来ない、と思う人は多くなるだろう。
事前に物語ももっと発信できないのか?
神戸戦には、イニエスタという世界最高レベルのコンテンツがある。
では広島は、イニエスタレベルのスーパースターが来ないと、スタジアムは閑散としたママ魔のだろうか?
そんなことはないと思う。どの対戦相手でも、物語はあるはず。
そこを厭わずに、紡ぎ出して、告知する。
この地道な作業が大切なのだと思います。
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