3月22日(日)13:00、IAIスタジアム日本平。前節の名古屋戦(1-2)では、前半の入りの甘さという課題が浮き彫りになりました。しかし後半の巻き返しに見せたガウル広島の修正力は本物だったはず。あの反省を活かし、清水エスパルスとのアウェー戦で勝点3をつかみ取れるか。WESTグループの混戦を抜け出すための大事な一戦です。
試合情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 明治安田J1百年構想リーグ WESTグループ 第8節 |
| 日時 | 2026年3月22日(日)13:00キックオフ |
| 会場 | IAIスタジアム日本平(静岡市清水区) |
| 配信 | DAZN |
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両チームの現状と詳細データ
清水エスパルス:数字が示す「勝てそうで勝てない」体質
第6節でホームに岡山を迎えて1-1(PK勝)、第7節はアウェーで福岡に1-1(PK勝)と、ここ2試合はPK戦で勝点3を積み上げてきた清水。しかしデータを見ると、本質的な強さとは少し異なることがわかります。
| 指標 | 清水 | リーグ順位 |
|---|---|---|
| xG(試合平均) | 1.364 | 7位 |
| 実ゴール(試合平均) | 0.71 | 最下位圏 |
| 枠内シュート(試合平均) | 2.6本 | 18位(最低水準) |
| シュート数(試合平均) | 11.1本 | 17位 |
| 攻撃回数(試合平均) | 129.7 | 1位 |
| AGI | 53.6 | 5位 |
| 攻撃CBP | 85.84 | 14位 |
※ AGI(アタッキングゲームインデックス)=攻撃の質を総合評価する指標。シュートに至るまでの崩しの質やチャンスの大きさを数値化したもの。
※ CBP(チャンスビルディングポイント)=攻撃・守備・パスなどのプレーを得点への貢献度で数値化した指標。Football LABが独自に算出。
xG(ゴール期待値)1.364に対して実ゴールはわずか0.71。期待値を0.65も下回るという深刻な決定力不足。攻撃回数はリーグ1位なのに枠内シュートは18位という、「走っているけど決められない」チームの典型です。
攻撃の組み立てを担うMF小塚和季は前節(福岡戦)もスタメン出場しており、今節も先発が予想されます。MFマテウス・ブエノと組む中盤が清水の心臓部です。
清水の監督は吉田孝行(2026年新就任)。組織的なサッカーを仕込んできましたが、攻撃の質がまだ追いついていない段階。広島サポーターとしては、このデータは心強いですね。
清水の主な注目選手
- オ・セフン(FW・194cm):FC町田から期限付き移籍。前節(福岡戦)は87分まで出場。長身を生かしたポストプレーと空中戦が武器
- 北川航也(FW):前節も先発出場。運動量豊富なウィングとして清水の攻撃を牽引
- 梅田透吾(GK):PK戦2連勝を支えた守護神。反応の良さが際立つ
サンフレッチェ広島:AGIリーグ1位の実力を日本平で証明する
| 指標 | 広島 | リーグ順位 |
|---|---|---|
| xG(試合平均) | 1.540 | 5位 |
| xGA(試合平均) | 1.002 | 3位 |
| AGI | 63.2 | 1位! |
| シュート数(試合平均) | 16.5本 | 2位 |
| 被シュート数(試合平均) | 9.8本 | 3位 |
| ゴールCBP | 36.90 | 1位! |
| ポゼッション率 | 51.4% | 6位 |
AGI(アタッキングゲームインデックス)63.2はリーグ1位。ポゼッションだけでなく、しっかり崩してチャンスを作れているチームであることを示す総合指標です。
一方で、一つ重大な弱点があります。セットプレーからの失点が今季7失点中4(57.1%)。流れのプレーでは堅い広島が、セットプレーで崩れているのです。194cmのオ・セフンを擁する清水にとって、ここが最大の攻略ポイントになります。
名古屋戦(第7節)のスタメン
GK大迫敬介/DF荒木隼人・佐々木翔・塩谷司/MF川辺駿・新井直人・松本泰志・中野就斗・中村草太/FWジャーメイン良・木下康介
広島の最新選手情報
- キム・ジュソン:第6節G大阪戦(3/14)から復帰。名古屋戦は後半途中出場(45分)で、スタメンは荒木・佐々木翔・塩谷の3バック。今節のスタメン起用は未確定
- 新井直人:名古屋戦でスタメン出場。G大阪戦(第6節)ではゴールを決めるなど攻守に存在感を発揮中
- 東俊希:第4節京都戦(2/27)を最後に欠場中。左ウイングバックは中野就斗が務めている
- 前田直輝:復帰に向けて調整中
- トルガイ・アルスラン:引き続き離脱中
- 鈴木章斗:名古屋戦で途中出場して同点弾。ACL第2戦でも2得点と絶好調
サポーター目線のここを見ろ!注目ポイント3選
① 鈴木章斗、今日もゴールを奪え!
名古屋戦で途中出場して同点弾、ACL第2戦で2得点と絶好調の鈴木章斗。湘南から加入した大型FWがガウル広島の9番として定着しつつあります。
清水はxG 1.364に対して実失点も多く、守備が盤石ではありません。被シュート12.0本(10位)と守備の数字は中程度。鈴木章斗がシュートまで持ち込める場面は必ず来る。今日も彼のゴールに期待しましょう!
② 新井直人――G大阪戦の衝撃弾を再び
第6節のG大阪戦で鮮烈なゴールを決め、やべっちスタジアムでも取り上げられた新井直人。名古屋戦でもスタメンに名を連ね、右ウイングバックとして攻守に存在感を発揮しています。東俊希が離脱中の今、新井の攻撃参加は広島のサイドアタックの生命線。日本平のピッチで再び彼のあの一撃を見たいですね。
③ 前半15分から「ガウル広島の本気」を見せろ
「前半は怒りを感じた」――名古屋戦後のガウル監督の言葉が今も刺さっています。この言葉を受けた選手たちが、今日の立ち上がりにどんな姿勢を見せるか。
広島のシュート数は試合平均16.5本(2位)、被シュートは9.8本(3位)。実力どおりに試合を進めれば、広島が主導権を握れるはずです。最初の15分、一緒に信じて声で後押ししましょう!
最大の警戒ポイント:オ・セフン194cmのセットプレー
清水FWオ・セフン(194cm)は今日の最大の脅威です。清水のクロス数は試合平均16.6本(リーグ2位)。この数字とオ・セフンの高さが組み合わさると、広島の「セットプレー失点57.1%」という弱点を真正面から突いてきます。
CKやFKの場面では特に集中が必要。荒木隼人・キム・ジュソン・塩谷司の3バックが制空権を譲らないことが、この試合の守備面での絶対条件です。
データ比較:広島優位は明確
| 指標 | 清水 | 広島 | 優位 |
|---|---|---|---|
| xG | 1.364 | 1.540 | 広島 |
| xGA | 1.148 | 1.002 | 広島 |
| AGI | 53.6 | 63.2 | 広島 |
| 小塚和季 | 出場見込み | ― | ― |
| アウェー成績 | ― | 1勝2敗 | やや清水 |
| セットプレー失点率 | 16.7% | 57.1% | 清水 |
攻守のデータは広島優位。唯一のリスクは「アウェーでの安定感」と「オ・セフンへのセットプレー対応」。この2点を抑えられれば、広島が勝点3を持ち帰れる試合です。
まとめ
名古屋戦の反省を、今日の日本平で成長として見せる時です。
AGIリーグ1位の実力、シュート数2位の攻撃力、そして鈴木章斗の好調。データも選手も、今日の広島を後押ししています。清水は小塚和季やオ・セフンを軸に戦えるものの、決定力不足という根本的な課題を抱えたまま迎える一戦。
ただし日本平のスタンドは清水サポーターで埋まります。前半から高い強度で戦い、オ・セフンへのセットプレーさえ凌げれば、広島の時間が必ず来ます。
川辺駿、鈴木章斗、新井直人――紫の矢が、今日また刺さる。一緒に信じましょう!
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参考データ: 本記事のxG・AGI・CBP等のデータは Football LAB を参考にしています。
