先に白状します。前回の第1645回、買い目は13試合中7試合の的中でした。前々回の9試合から後退です。
そして外した6試合のうち、5試合が引き分けでした。
第1647回totoの対象はJ1第3節とJ2第3節。No.5には広島×川崎F——エディオンピースウイング広島でのホーム戦が入っています。前回の敗因を数字で特定して修理した予測モデル「v3.2」で、全13試合を読みます。
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まず、前回(第1645回)の答え合わせ
軽くですが、結果を確認しておきます。
| No | カード | 結果 | 答え | 買い目 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 鹿島×名古屋 | 2-1 | 1 | 1 | ◯ |
| 2 | 清水×横浜M | 0-1 | 2 | 1・2 | ◯ |
| 3 | 神戸×FC東京 | 2-2 | 0 | 1 | × |
| 4 | 千葉×町田 | 0-4 | 2 | 2 | ◯ |
| 5 | 福岡×C大阪 | 3-0 | 1 | 2 | × |
| 6 | 水戸×G大阪 | 1-1 | 0 | 2 | × |
| 7 | 岡山×長崎 | 1-0 | 1 | 1 | ◯ |
| 8 | 浦和×広島 | 1-4 | 2 | 2 | ◯ |
| 9 | 川崎×京都 | 2-2 | 0 | 2・1 | × |
| 10 | 秋田×富山 | 0-4 | 2 | 1・2 | ◯ |
| 11 | 今治×大宮 | 2-3 | 2 | 2 | ◯ |
| 12 | 仙台×大分 | 0-0 | 0 | 1 | × |
| 13 | 甲府×宮崎 | 1-1 | 0 | 2・1 | × |
買い目7/13、本命(シングル基準)5/13。mini toto-Aは3試合目、mini toto-Bは初戦で脱落でした。当せん金は1等が40,406,130円で1口。狭き門です。
胸を張れる話がひとつだけあります。No.8の浦和×広島、モデルは「2」に56%を付けて、結果は1-4。埼スタで鈴木章斗が2発、塩谷司が1点、そしてセバスティアン・アレーの来日初ゴール。広島は開幕2連勝です。
敗因は「引き分けの読み違い」ただ一点
外した6試合の内訳を見ると、原因ははっきりしています。
- 神戸×FC東京 2-2 → 引き分け(モデルの引分確率19%)
- 水戸×G大阪 1-1 → 引き分け(同13%)
- 川崎×京都 2-2 → 引き分け(同24%)
- 仙台×大分 0-0 → 引き分け(同27%)
- 甲府×宮崎 1-1 → 引き分け(同25%)
- 福岡×C大阪 3-0 → 唯一、引き分け以外の外し
13試合中5試合、実に38.5%が引き分けでした。モデルが13試合に付けていた引分確率の平均は22.2%。ここが丸ごとズレていたわけです。
秋春制への移行に合わせて延長・PK決着が廃止され、リーグ戦は素直に引き分けで終わるようになりました。僕のモデルは、その「引き分けの戻り」を過小に見積もっていた。第1644回のJ2グループ問題に続いて、また構造的な穴が見つかったことになります。
v3.2で直したこと
今回、モデルを3か所いじりました。
1. 引き分け補正を0.874 → 0.883に引き上げ
これがいちばん大きい修理です。この係数は、学習データである百年構想リーグ(引分率28.3%)の数字を、新ルール下の実勢に引き戻すためのものです。
第1節終了時点では、新シーズンの実測がJ1・J2合わせて20試合中2試合の10.0%しかなく、2025年J1の25.53%とブレンドして24.73%と見積もっていました。第2節を終えて、実測はJ1・J2合わせて40試合中8試合の20.0%。ブレンド後は25.00%となり、係数は0.883に上がります。引き分けを、前回より素直に扱う設定です。
正直に言えば、まだ足りない可能性があります。実測40試合はサンプルとして小さく、第1645回の13試合で見た38.5%はここに反映しきれていません。ただ、たった1節の結果に飛びつくと今度は逆方向に振れます。節ごとに実測を足していく、この設計自体は変えません。
2. 学習データを208 → 218試合に
J1第2節の10試合を追加しました。全チームが新ルール下で2試合分のデータを持った状態です。再推定の結果、ホームアドバンテージは1.052倍から1.041倍へ微減しました。
3. J2の予測方法を、また一段階更新
前回、百年構想リーグのグループ制が生む「比較不能」を避けるため、J2の土台を2025年シーズンの成績に切り替えました。今回はそこに新シーズンJ2の第1〜2節の実績を混ぜます。
- 2025年成績(38試合)は0.5掛けで19試合分の重み
- 新シーズンJ2(2試合)はそのまま2試合分の重み
新シーズンの比重は現時点で約1割。節が進むごとに自動的に重みが移り、いずれ2025年の数字は背景に退く設計です。
なお、今回のJ2 6カードに登場する12チームのうち、横浜FCと新潟は2025年J1、八戸は2025年J3の所属でした。この3チームだけは、宮崎に使ったのと同じディビジョン換算係数(J1↔J2で攻撃×1.25/失点×0.80、J3↔J2はその逆)を通しています。推定はどうしても粗くなります。
全13試合の予想(くじ番号順)
日時はすべて8月22日(土)、日本時間です。%はモデルが計算した各結果の確率を表します。
| No | カード | モデル | 1 | 0 | 2 | 本命 | 買い目 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 鹿島×福岡 | DC v3.2 | 54% | 25% | 22% | 1 | 1 |
| 2 | 岡山×東京V | DC v3.2 | 63% | 20% | 17% | 1 | 1 |
| 3 | 名古屋×G大阪 | DC v3.2 | 40% | 19% | 41% | 2 | 2・1 |
| 4 | 京都×水戸 | DC v3.2 | 55% | 21% | 24% | 1 | 1 |
| 5 | 広島×川崎F | DC v3.2 | 69% | 18% | 13% | 1 | 1 |
| 6 | C大阪×清水 | DC v3.2 | 51% | 26% | 23% | 1 | 1 |
| 7 | 横浜M×神戸 | DC v3.2 | 26% | 18% | 56% | 2 | 2 |
| 8 | 札幌×大宮 | ブレンドP | 21% | 19% | 61% | 2 | 2 |
| 9 | 山形×横浜FC | ブレンドP | 38% | 26% | 36% | 1 | 1・2 |
| 10 | 磐田×徳島 | ブレンドP | 27% | 26% | 47% | 2 | 2 |
| 11 | 八戸×仙台 | ブレンドP | 33% | 31% | 36% | 2 | 2・0 |
| 12 | 新潟×藤枝 | ブレンドP | 35% | 23% | 42% | 2 | 2 |
| 13 | 秋田×甲府 | ブレンドP | 34% | 25% | 41% | 2 | 2・1 |
ダブルは4試合(No.3・9・11・13)。すべてモデルの機械判定で、今回も人間の手は入れていません。
カードの読みどころ:
- No.5 広島×川崎Fは「1」に69%。今回13試合で最も高い確率です。 モデルのJ1チーム総合力ランキングで、広島は2節を終えて再び1位。2試合で7得点1失点。順位表では得失点差で町田に次ぐ2位ですが、対戦相手の強さまで含めて重みづけるモデルの評価では、広島が上に来ます。対する川崎Fは2分けの勝ち点2で13位、総合力は17位。今年の顔合わせは百年構想リーグのプレーオフラウンド2試合で、広島がホーム2-1、アウェイ1-0と連勝しています。エディオンピースウイング広島、19時15分キックオフ。この日は「PEACE MATCH 2026」でもあります
- No.3 名古屋×G大阪が今回の最難関。 「2」41.0%対「1」39.8%、その差わずか1.2ポイント。開幕2連敗で18位の名古屋と、1勝1分のG大阪。数字の上ではほぼコイントスなので、素直に2・1のダブルで受けます
- No.11 八戸×仙台は、今回唯一の引分ダブル(2・0)。 引分確率31.2%は13試合で最も高い数字です。J2初挑戦の八戸はここまで2得点5失点、仙台は2試合連続無得点で0得点2失点。両者とも点が入っていません。前回「引き分けを軽く見た」と反省したその翌週に、引分ダブルが自動で立ったのは示唆的です
- No.10 磐田×徳島は「1」26.7%対「0」26.4%とほぼ同値。 ただし「2」が46.8%と抜けているので、買い目はシングルの2で問題ありません。徳島は2025年J2で24失点、リーグ最少の守備です。今季はまだ無得点ですが、その土台を評価しています
- No.8 札幌×大宮は「2」に61%。 大宮は2025年J2で60得点の6位、新シーズンも2連勝で得失点+2。J2で今いちばん数字が良いチームのひとつです
- No.9 山形×横浜FCは38.4%対35.8%の拮抗。 横浜FCはJ1からの降格組で、換算係数を通した推定になります。粗さを認めて広めに受けます
mini toto予想(A組・B組)
mini totoだけ狙う方のために、組ごとに切り出しておきます。
mini toto-A(No.1〜5):No.1=1/No.2=1/No.3=2・1/No.4=1/No.5=1 → 2通り=200円
ホーム4つと、名古屋×G大阪だけ両にらみ。No.5に広島が入っているので、広島サポーターとしてはこのA組がいちばん気持ちよく買えるくじです。
mini toto-B(No.6〜10):No.6=1/No.7=2/No.8=2/No.9=1・2/No.10=2 → 2通り=200円
C大阪のホームと、神戸・大宮・徳島のアウェイが軸。山形×横浜FCだけダブルにしています。
買い目まとめ:通常toto 16通り=1,600円
シングル9+ダブル4(No.3・9・11・13)で16通り=1,600円。mini A(200円)+mini B(200円)を足して、今回の総額は2,000円です。
そして今回、いちばん注意してほしいのは締切時刻です。
| くじ | 締切(ネット販売) |
|---|---|
| toto | 8月22日(土)14:50 |
| mini toto-A | 8月22日(土)17:50 |
| mini toto-B | 8月22日(土)14:50 |
| totoGOAL3 | 8月22日(土)17:50 |
通常totoとmini toto-Bは14時50分。前回(17:50)より3時間も早い設定です。理由は単純で、No.8の札幌×大宮が15時キックオフだから。J1のナイターに合わせて夕方に買うつもりでいると、間に合いません。土曜の昼までに買うと覚えておいてください。
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まとめ:引き分けを、もう少し正面から
先週は「共通の物差しで素直に測る」と書きました。その物差しで測ってみたら、今度は引き分けという別の穴が見えた——というのが今週です。
的中率が上がる保証はしません。ただ、節を重ねるごとに、モデルが弾く確率の精度は上がっていきます。引き分けの実測は第1節時点で20試合分、第2節を終えて40試合分。積み上がった実測の分だけ、数字は現実に近づく。そういう作りにしてあります。
広島はホームで川崎F戦。数字は「1」に69%を付けました。ピースウイングで勝って、くじも当てて、いい土曜日にしましょう。
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出典・参考
- スポーツくじオフィシャルサイト・楽天toto(第1647回 対象試合・締切時刻/第1645回 くじ結果・当せん金)
- ウキウキtoto予想(第1647回カード一覧・欠場/出場停止情報・直接対戦成績・順位表)
- Jリーグ公式データサイト(2025年J1/J2最終順位表)
- サンフレッチェ広島オフィシャルサイト(8/22 川崎F戦 試合情報・5/30 プレーオフラウンド試合データ)/北海道コンサドーレ札幌オフィシャルサイト(8/22 大宮戦 キックオフ時刻)
- ゲキサカ・サッカーキング(J1第2節結果)
- 計算:toto_dixon_coles_v3_2.py(J1・J2とも)
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