サンフレッチェ広島

仙田社長への期待と不安。頼む、新社長、この記事を読んでくれ。サポーターと一緒に走ってくれ

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2020年、年が明けてサンフレッチェ広島は仙田新社長の元でのスタートとなる

就任のインタビューやその後の中国新聞などの記事からは、期待5%、不安95%というところだろうか。前社長就任の時は、不安200%というか、不安ではなく失敗確率200%と予測したので、その時と比べれば、今回は期待している、ということなのですが。
期待5%、はちょっと低すぎて失礼かなとは思いつつ、インタビューの内容を見ると、やはり5%くらいですよね。

クラブは、応援するサポーターとともに作るもの

社長に根本的に欠けているんじゃないかな、と思っているのは、クラブサッカーの基本的な考え方。
ファンを増やそう、と思っているんですよね、どのインタビューを読んでも。ファンじゃないんですよ、感覚的に。
多分、クラブサッカーではファンは増えないです。私たちは、ファンじゃないんですよ。

じゃあ、何かというと「選手と一緒に戦う人たち」。この感覚なんです、大切なのは。これが肌感覚として捉えられるかどうか。
野球はファンなんです。でも、サッカーはファンじゃない。選手と一緒に戦う人たち、なんですよ。

「応援歌」とりあえず賛成。ただ、そこに本質をしっかり見つめて欲しい

テーマソングを作りたい、と新社長。
テーマソング、と言う言い方は間違っていますよね。何のテーマなの?

私たちに必要なのは、サポーターズソングなんです。このズレがキツくて私は不安95%にしているのです。

新社長が、2005年のヨーロッパチャンピオンズリーグ。リバプールの逆転劇を持ち出してきたのは驚き。YouTubeにもあると思うけど、You'll Never Walk Aloneはテーマソングとして名曲だし、選手たちを鼓舞するには十分過ぎる。(FC東京も使ってますね)
Jリーグでは、出色は横浜F・マリノスの「民衆の歌」でしょう。
浦和レッドダイヤモンズの「We are Diamonds」。これは言うまでもなく、原曲はロッドスチュワートの「saling」。
もう一つあげるとするとヴィッセル神戸は「神戸讃歌」。原曲は「愛の讃歌」。

これらはサポータズソングには共通点があるのです。
社長は、これがわかるかどうかで、これからの仕事の質が変わってくるでしょう。
何が共通点か?

もう皆さんはお分かりですよね。

どの曲も、選手に頑張れ、と言うだけではない。あるいは、チームのことを歌ったものではないのです。

「みんなで戦うぜ、俺たちも戦うぜ」と。「選手と一緒に戦う感」を歌っているのです。
神戸はちょっと違うけど、私たちの街神戸、その神戸のヴィッセルを称える」と言う内容。
つまり素晴らしいサポソンは、主語が全部「私たち」になっているのです。
「あなた」ではない。
クラブサッカーとは、こう言うものなのです。本質はここなのです。
だから30年後にJリーグ入りを目指す地域リーグのクラブだろうが、バルサだろうが、どんな大会でもサポーターのために命をかけて戦うのです。

ちなみに、カープの応援歌、「それゆけカープ」や読売のそれ「闘魂こめて」は、チームのことを称えていますが、一緒に戦う感はゼロです。
これはどちらが良い悪いではなく、文化の違いなのです。
この文化の違いを、新しい社長は、肌で感じ取ることができるかどうか、その一点なのです。

どうやってサポソンを作るか?制作プロセスを間違わないでくれ

サポソンを作るとして。
主導権は、フロントではなく、サポーターにあることを忘れないで欲しい。
フロントから「はい、これで行きます」とある種のトップダウン(フロントがトップだとは思わないけどね)でやられると、誰も歌わないよ。とにかく制作プロセスを間違わないでくれ。

サポーターで(B6のコアサポ含めて)委員会を作り、歌心がある人やプロの音楽家を呼んでしっかり検討しなければならないと思いますよ。
サンフレッチェ広島という人格、あるいはテロワールと言っても良いでしょう、そういうところから湧き上がる何かを、歌詞にして、メロディに乗せる。
そのメロディは、みんなが歌いやすく、また歌が進行するにつれて盛り上がっていくものでなければならない。
オリジナルである必要はないと思います。

やっぱりアウェイユニ事件のことを考えると、今のフロントには期待マイナス200%ですね

まあ、アウェイユニのことをこのまま放っておくようなことでは、全く期待できないですね。「私たちには信念がある」ということでしたが、あなた方の信念は必要ないのです。クラブはフロントのものではないのです。あえて言わせていただくと、サポーターのものなのです。そこがわかってなくて、間違ったことをやっているのが、今のサンフレッチェ広島のフロントなので、新社長は、早くそこを修正して欲しいのです。

これはマジにやばいですよ。でもそれに気づかないのですよ、今のフロントは。

そう考えると、仙田新社長のインタビューで、ああ、この人、分かってないなあ、と断言できるところがあるのですが、これは次回の記事で。

頼むよ、フロント皆さん、そして新社長。私たちはサンフレッチェ広島の一員だとお乗っているのですよ。サポーターを辞めるのか難しいのです。

でも、前社長がやったのかどうかわかりませんが、フロントは「サポなら金出すでよ」という考えていろいろ試作してきましたよね。もう、焼畑商法はやめましょうよ。サポに甘えるのはやめてくださいよ。

クラブサッカーとは何か、を真剣に考えてください、マジで。

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