J1百年構想リーグ WESTグループ 第12節|2026年4月25日(土)16:00キックオフ
エディオンピースウイング広島|サンフレッチェ広島 vs セレッソ大阪
DAZNでサンフレッチェ広島の全試合をライブ&見逃し視聴しよう。
試合情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対戦 | サンフレッチェ広島 vs セレッソ大阪 |
| 日時 | 2026年4月25日(土)16:00キックオフ |
| 会場 | エディオンピースウイング広島 |
| 大会 | 明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド WESTグループ 第12節 |
前節のおさらい:広島は35日ぶりの90分勝利、C大阪は京都に3-0完勝
広島は4月18日の第11節で長崎を2-0で完封しました。鈴木章斗が前半10分に先制、後半7分に加藤陸次樹が追加点。第6節G大阪戦(3月14日)以来、6試合ぶり・35日ぶりの90分勝利です。xG 2.74対0.67という圧倒的な内容(DAZN値)で、「決め切れない広島」からようやく脱却した試合でした。
一方のC大阪も、同じ4月18日の第11節で京都に3-0完勝。チアゴ・アンドラーデ、本間至恩(J1初ゴール)、櫻川ソロモンが得点しました。4月11日の第10節ではアウェイでG大阪を1-0で下しており(大阪ダービー)、2試合連続勝利で波に乗っています。
広島も好調、C大阪も好調。両チームともに上昇気流で迎える一戦です。
両チームの現状分析
サンフレッチェ広島:シュート数リーグ1位、でも決定力は20位
Football LABの2026シーズンスタッツ(第11節終了時点)を見ると、広島の強みと弱みがはっきり出ています。
| 指標 | 数値 | リーグ順位 |
|---|---|---|
| xG(ゴール期待値) | 1.811 | WEST最上位級 |
| 実得点 | 1.4 | 4位 |
| xGA(被ゴール期待値) | 1.137 | 低水準(期待失点が少ない) |
| 実失点 | 1.3 | 8位 |
| シュート数 | 16.9 | 1位 |
| 枠内シュート | 4.3 | 5位 |
| 被シュート | 9.7 | 1位(少なさ) |
| AGI(攻撃の質) | 57.5 | 1位 |
| KAGI(守備の質) | 51.9 | 8位 |
| 攻撃回数 | 124.7 | 3位 |
| チャンス構築率 | 13.6% | 1位 |
| シュート成功率 | 8.1% | 20位 |
| 被チャンス構築率 | 8.1% | 1位 |
シュート数リーグ1位、チャンス構築率1位、AGI1位、被チャンス構築率も1位——攻撃の”量”と”質”、被攻撃の質までリーグトップです。xG 1.811もWEST最上位級。
でもシュート成功率は20位。つまり「打てど決まらず」の構造が続いています。前節長崎戦でxG 2.74に対して実得点2という揺り戻しがありましたが、シーズン累計ではまだ期待値を下回っています(実得点1.4 vs xG 1.811)。
WESTグループでは7位、勝点16(4勝2PK勝5敗、11試合)。xG通りに決まっていれば上位争いに絡めた数値です。
百年構想リーグの勝点ルール
2026年は秋春制移行に伴う特別シーズン。引き分けはなく、90分で同点の場合はPK戦で決着。勝=3/PK勝=2/PK負=1/敗=0。
セレッソ大阪:xGA 1.495でも実失点0.91、”守って勝つ”桜
C大阪のデータは、広島とは真逆の構造です。
| 指標 | 数値 | リーグ順位 |
|---|---|---|
| xG | 1.212 | — |
| 実得点 | 1.00 | 17位 |
| xGA | 1.495 | — |
| 実失点 | 0.91 | 3位(少なさ) |
| シュート数 | 11.1 | 16位 |
| 枠内シュート | 3.6 | 11位 |
| シュート成功率 | 9.0% | 15位 |
| 被シュート成功率 | 6.4% | 2位 |
| AGI | 49.7 | 13位 |
| KAGI | 46.3 | 18位 |
| チャンス構築率 | 9.5% | 16位 |
注目すべきは実失点0.91でリーグ3位の少なさ。xGAは1.495なので、本来ならもっと失点していてもおかしくないのですが、被シュート成功率はリーグ2位の6.4%。GKの好セーブと組織守備で期待値を大きく下回る失点に抑えている、というのがC大阪の今シーズンの姿です。
そして前節の京都3-0完勝で、得点力最低の汚名も返上しつつあります。実得点は京都戦前時点の0.8(リーグ19位)から、京都戦の3得点で1.00(17位)に上昇。本間至恩のJ1初ゴール、櫻川ソロモンの得点と、攻撃陣に勢いが出てきました。
今季第3節の振り返り:ヨドコウでの劇的2-1
この両チーム、今季すでに2月22日の第3節で対戦しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| スコア | C大阪 1-2 広島(広島勝ち) |
| 得点 | 後半10分 ジャーメイン良(広島)/後半45+5分 櫻川ソロモン(C大阪)/後半45+7分 東俊希(広島) |
| 会場 | ヨドコウ桜スタジアム |
| 入場者 | 21,013人 |
広島がジャーメイン良のゴールで先制。90+5分に櫻川ソロモンが同点に追いつかれたものの、直後の90+7分に東俊希の決勝弾で競り勝ちました。
劇的な結末で持ち帰った3点。ただし内容を見ると、シュート数は広島9本対C大阪5本(サンフレッチェ公式値)と、決して圧倒的な内容ではなく、最後まで縺れる接戦だった、というのが実情です。
ちなみに広島とC大阪の通算対戦成績は広島33勝9分19敗(Soccer D.B.)。歴史的には広島が大きく勝ち越していますが、直近は拮抗しており、C大阪相手のホームゲームでも油断は禁物です。
注目ポイント3つ
①「シュート数リーグ1位 vs 実失点リーグ3位」の矛盾対決
広島のシュート数16.9(リーグ1位)と、C大阪の実失点0.91(リーグ3位)。“矛と盾”が真っ向から激突します。
広島は長崎戦でシュート23本(DAZN枠内シュート17本/スポーツナビ枠内9本)という驚異的な数字を叩き出しました。この試合のxG 2.74が実得点2という揺り戻しも含めて、「決定力の回復基調」を示しています。
一方のC大阪はxGA 1.495という”危うい”守備にもかかわらず、実失点0.91に抑え込んでいる。「崩されるけど最後は決めさせない」という粘りの守備です。
この矛と盾、どちらが折れるか。
②C大阪”覚醒”の真贋——3-0完勝は偶然か、本物か
前回の第1622回toto答え合わせ記事でも書きましたが、C大阪は前節京都戦で「得点力最低チームの突然の覚醒」を見せました。それまで実得点0.8(リーグ19位)だったチームが、90分で3ゴール。
これが一過性のものなのか、それとも本物の覚醒なのか。今日の広島戦が試金石になります。
本間至恩のJ1初ゴール、櫻川ソロモン(第3節広島戦と前節京都戦で得点=フォーム良好)、そしてチアゴ・アンドラーデ——攻撃陣が点を取れる状態で広島に乗り込んでくるのは間違いありません。広島KAGI 51.9(8位)の守備組織がここをどう抑え込めるかが勝負です。
③ジャーメイン良 vs 櫻川ソロモン——「第3節の再戦」
2月22日の第3節で、両チームのFWがそれぞれゴール。
- ジャーメイン良(広島):先制ゴール
- 櫻川ソロモン(C大阪):同点ゴール+前節京都戦でも90+6分にゴール(第3節と前節でゴール=好調)
前節長崎戦では広島のエースは鈴木章斗が1G1Aの大活躍でした。もしガウル監督が鈴木&ジャーメインを同時起用してくるなら、得点力不足の解決策として大きな期待が持てます。
インターバルとコンディション
| 項目 | 広島 | C大阪 |
|---|---|---|
| 前節日 | 4/18(土)長崎戦 | 4/18(土)京都戦 |
| 本節 | 4/25(土)16:00 | 4/25(土)16:00 |
| インターバル | 中6日 | 中6日 |
両チームともに中6日。疲労のハンデはなく、フルパワーでぶつかり合える状況です。
広島のホームゲームということで、エディオンピースウイング広島の後押しが大きな武器になります。スタジアムでの後押しは、広島にとって最大のアドバンテージです。
予想スコア
本命:広島 2-1 セレッソ大阪
xG 1.811(広島)vs xGA 1.495(C大阪)というマッチアップを素直に読むなら、広島が1.5〜2ゴール、C大阪が1〜1.5ゴール程度のスコアリングが期待値。
広島のチャンス構築率13.6%(リーグ1位)と、C大阪のKAGI 46.3(18位)を突き合わせると、広島が押し込む展開が濃厚です。ただしC大阪の実失点0.91(3位)の粘り強さ、そして前節の攻撃陣覚醒を考えると、完封は期待しすぎかもしれません。
対抗:広島 3-0 セレッソ大阪
もし広島のシュート成功率が改善して、長崎戦の勢いがそのまま続けば、完勝もあり得ます。C大阪のxGA 1.495という”危うさ”を考えれば、広島が3点取る日があってもおかしくない。
波乱:セレッソ大阪 1-1 広島(ドロー)
C大阪の本物の覚醒が広島の守備を崩し、両チームが決定機を活かす展開ならドローも。第11節の同日対戦でC大阪は3-0で京都を下した。その勢いが本物なら、アウェイでもスコアを動かせる可能性は十分あります。
まとめ:広島の攻撃爆発を、C大阪の粘りが止められるか
広島視点
- シュート数リーグ1位の攻撃力を今節も発揮したい
- 前節長崎戦のxG 2.74→実得点2の揺り戻しを再現できるか
- ホームの後押し+中6日の十分な準備期間
- 90分勝利を2試合連続にできれば、WEST上位への足掛かりに
C大阪視点
- 前節京都3-0の勢いをアウェイに持ち込めるか
- 本来は脆い守備(xGA 1.495)を、実力と気合で0.91に抑え続けてきた粘りを広島相手にも発揮できるか
- 櫻川ソロモンが第3節のゴールを再現できれば、得点力復活の証明に
僕の読み:広島の攻撃力が徐々にC大阪の守備を削り、後半のどこかで追加点を奪って勝負を決める。最終的に2-1で広島。 ただし前節3-0完勝のC大阪を過小評価しない方がいい。油断すれば第3節のように90+7分までもつれる展開になるはずです。
エディオンピースウイング広島で、広島の2試合連続90分勝利を現地で見届けたい一戦です。
DAZNなら広島 vs C大阪戦を含む全試合をライブ&見逃し視聴可能。
合わせて読みたい
- 【速報】ついに90分の勝利。鈴木章斗1ゴール1アシスト、シュート23本で長崎を圧倒(多分どこよりも早い)【広島2-0長崎|第11節レビュー】
- 第1624回toto予想|WEST-B首位決戦・宮崎10勝vs鹿児島AGI1位、どっちが勝つ? 全13試合xG×フォーム分析【J1百年構想リーグ第12節ほか】
- 第1622回toto答え合わせ|「鉄板」秋田が大崩壊、C大阪が突然覚醒──データが見逃した3つの罠【J1百年構想リーグ第11節ほか】
