VARは新しい文化、だと思います😀
サッカーも時代と共に変わって行きますね。
特に変化が激しいのはオフサイド。
ですがこの記事ではオフサイドではなく(ないんかーい😅)、VARに関して記事をアップしたいと思います。
ゲームの流れを大きく左右するVAR。
その内容に関してはご存知の方も多いと思われますが、ぜひ、今一度確認してみてください。
特に、いつVARが発動されるのか、これ大事ですから。
結構制限があるんですよね。
VAR システム:サッカー界の新たな審判サポート技術
VAR とは何か?
VAR はVideo Assistant Refereeの頭文字をとったもの。
このVideo Assistant Refereeのassistantに本質があり、あくまでの主審を助けるもの。
VAR は、J1リーグの全試合、スーパーカップ、ルヴァンカップのノックアウトステージ、そしてJ1昇格プレーオフの決勝戦で使用されています。
VAR は「ビデオ副審」と訳すことができ、従来の審判団(主審1名、副審2名、第4の審判員1名)に加えて、映像を用いて判定をサポートする新たな役割なんですよ。
この技術は2018年に国際サッカー評議会(IFAB)によって正式に認可され、同年のFIFAワールドカップロシア大会でも使用されてましたよね。
VAR の目的と機能
VAR システムの主な目的は、試合中の「明らかな誤審」を減らすことです。
すべての判定を完璧にすることではなく、誰が見ても明らかな間違いを修正することに重点を置いています。
VAR が介入できるのは以下の4つの状況に限られています。
- ゴールの有効性
- ペナルティキックの判定
- 退場処分の適否
- 警告・退場処分の対象選手の取り違え
これらの状況において、フィールド上の審判団が見逃した重大な違反や、明らかな誤りがあった場合にのみVAR は機能します。
VAR の運用プロセス
VAR システムの運用は以下のような流れで行われます:
- 通常通り、フィールド上の審判が判定を下します。
- 上記4つの状況のいずれかが発生した場合、VAR チームが即座に映像をチェックします。
- 主審は片耳に手を当て、もう一方の腕を伸ばすことで、VAR がチェック中であることを示します。
- 明らかな誤りがなければ、そのまま試合が続行されます。
- 重大な誤りの可能性がある場合、VAR は主審にレビューを提案します。
- 主審は両手で四角を描く「TV サイン」を示し、VAR の介入を告知します。
レビューには2種類あります:
- VAR のみのレビュー:オフサイドやボールのイン・アウトなど、客観的な事実に基づく判定の場合に使用されます。
- オンフィールドレビュー:反則の程度やハンドの意図性など、主観的な判断が必要な場合に使用されます。主審自身がピッチサイドのモニターで映像を確認します。
VAR システムの構成要素
VAR システムには以下の要素が含まれます:
- VAR:ビデオ副審。経験豊富な元主審が務めます。
- AVAR:VAR の補助を行う審判員。
- RO:リプレイオペレーター。適切な映像を選択し、再生を管理します。
- VOR:ビデオ操作室。VAR チームが作業を行う場所です。
- RRA:主審が映像を確認するためのピッチサイドエリア。
よくある質問
Q: 選手や監督がレビューを要求できますか?
A: いいえ、できません。VAR の使用を決定できるのは主審のみです。過度な要求は警告の対象となります。
Q: 主審は常にVAR と交信していますか?
A: いいえ、主審が常時交信しているのは副審と第4の審判員のみです。VAR は必要な場合にのみ主審と連絡を取ります。
VAR システムは、「最小限の干渉で最大の効果を」という理念のもと運用されています。サッカーの流れを極力妨げずに、重大な誤りを修正することを目指しています。この新技術の導入により、サッカーの公平性と正確性が向上することが期待されています。
まとめ
色々評価あるVARですが、J1を見て、J2を見ると、VARがないことに不自然さを感じてしまいます。
と言うことで、もうプロフェッショナルレベルのサッカーはVARが入ることがスタンダードになっていくわけですから、
VARと言うものをしっかり理解すれば、さらにゲーム観戦が楽しくなる。と思いこの記事をアップさせていただきました。
みんなサッカーを楽しみましょう。