Jリーグ

2ステージ制、今のところ盛り上がらず。チャンピオンシップも真の強者を決める戦いにあらず

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Jリーグ、1stステージが大詰めを迎えています。レッズの優勝は間違いないでしょうね。
しかし、サンフレッチェ広島のファンとしては、とりあえず、勝手に走ってくださいレッズさん、と言う感じです。

なぜなら、34節が終わった時、勝ち点が一番多いクラブが真の強者なのだから。

もちろん、レッズは今、最も勝ち点が多く、現段階では一番強いチームです。しかし、シーズンを通じて、最強かどうかは、まだわかりません。
もちろんレッズだって、実際、勝負は34節が終わった時の勝ち点だと思っているでしょう。
いや、レッズだけではなく、どこのクラブチームもそう思っているはず。

つまり、各クラブが意識しているかどうかは別として、
「34節終わった時点で、勝ち点が最も多いチームが、そのシーズン1番強いチームである」と、思っているからだと思うのです。
そうです。2ステージ制になろうが、チャンピオンシップがあろうが、最も賞賛されるべきチームは、34節戦った結果、最も強かったチームなのです。
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じゃあ、チャンピオンシップって何なのだろう……

Jリーグ幹部が、採用した2ステージ制は、2つの目論見があるのだと思います。
一つは、チャンピオンシップによる地上波等の放映権料の獲得。
二つ目は、新規ファンの開拓。

でも、この目論見は、間違いなく外れるでしょうね。

というのも
チャンピオンシップは、
デジタルゲームなどで、ある面をクリアすると現れるボーナスステージのようなもの。
だって、一発勝負のトーナメント。運も大きく作用します。
シャンピオンシップに出場するクラブは、確かに強者であることは認めるけど、
本当の強者は、34節が終わった時に決まっているわけですから。
チャンピオンシップに勝っても、ファンは決して、そのチームが今シーズンの最も強いチームだとは認めないはずです。
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こんな、強引なインフレ水増しゲームは、やる方も辛いし、見る方もダレる。
地上波などのテレビ局は、もしかしたら興味を示してくれるかもしれませんが、決死て新しいファンは着いてくれないでしょう。
本当の強いチームを決める戦いではないものは、サッカーに関する知識がない人であろうが、直感的に、面白くないと感じるはずですから。

やるべきは、ACLの価値を、高めるプロモーション

インフレです。強引に、プレイオフ的な制度を増やすというのは、サッカーというグローバルなスポーツにはふわさしくないのです。
無理して盛り上がりを作る必要はなく、
既に、ACLという、アジアに繋がる、さらには世界に繋がる仕組みがあるのですから、その価値を日本の人に知ってもらうプロモーションを積極的にやるべきではないでしょうか。

ACLは、ヨーロッパで言えば、ヨーロッパチャンピオンズリーグなわけですから、そこの価値を高める事こそ、ファンを増やす喫緊の課題です。

サッカーは、地元を愛してくれる選手がいろんな県のクラブと戦って勝ち進み、それがアジアに繋がり、さらには世界につながるところが魅力なのです。
野球のように、インディペンデントでクローズなもの(それを決してダメだと言っているわけではありません。違うものだ、と言っているのです)であれば、盛り上がりのためのプレイオフというシステムも有効だとは思いますが(日本のプロ野球の場合は、CSが、そのリーグで一番強いチームを決める戦いになっていないので、既に破綻し始めていますが)、サッカーは、グローバルなスポーツですから、その特徴を強くアピールしないで、妙なプレイオフを作るなんて、愚の骨頂です。
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2ステージ制は、間違いなく、数年で止めることになるでしょう。
その時、Jリーグの幹部は、しっかり責任を取ってほしいものです。

各クラブチームは、チャンピオンシップはボーナスステージとして考え、
目指すは、最高勝ち点。そしてACL出場⇒優勝、なのです。

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