サンフレッチェ広島

天皇杯準準決勝 対鹿島アントラーズ戦に関して 寿人選手の言葉が全てだと思う

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【今日の一言】
良いときも、そうでないときも、歓びと辛さを分かち合う覚悟は在るか? 寿人選手は、私達にそう問いかけながら、サンフレッチェ広島を去っていった。

昨日の天皇杯準々決勝 鹿島アントラーズ対サンフレッチェ広島のゲームは、ゲーム終了後の佐藤寿人選手のインタビューが全てだと思う。
そして、サンフレッチェ広島が、これからどうなっていくのか、そのカギを握るゲームだったとも思う。

「ここで終わるつもりはなかったし、勝つつもりでプレーしていました。鹿島は3人主力が出ていない状況で、勝つ要素は僕らのほうが多いはずだった。それでも負けたのは、チームとして力がなかったということかなと。隙を見せてはいけないチームに対して、隙を見せたのが敗因。そこを突き詰められなかったのが、今季のウチを象徴している」

鹿島アントラーズはこの一戦に臨むにあたり、主力の3枚を落としてきた。
クラブワールドカップ決勝の疲れが残り、準々決勝のサンフレッチェ戦は24日。次の準決勝は29日。
過酷なスケジュール。だから主力3枚を温存させよう……。
「3枚落としても、勝てる」 そう思われているのが今のサンフレッチェ広島だし、事実、鹿島アントラーズは勝った。
ロペスのPKの失敗があり接戦のようにも感じられたが、全盛期のサンフレッチェ広島を知るものからしたら、正直、手も足も出なかった、というところだろう。

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ここ数年、サンフレッチェ広島はクラブ史上最高の成績を残してきた。
私は、色々意見があるとは思うが、やはり佐藤寿人という稀代のストライカーがいたからだと思う。誤解を恐れずに言えば、寿人が得点を取るためのチームであり、それが成功していたから3度の優勝を成し遂げることが出来た。

時は流れる。
私は寿人が全盛期を過ぎたとは全く思っていない。
しかし、クラブは新陳代謝をしていかなければならない。
つまり、今は過渡期なのだ。
(このあたりのことは、また後日、書きたいと思います)

そして、寿人選手は、先ほどのインタビューの続きの中で次のように話している。

「(森﨑)浩司も引退、自分も退団して、(広島は)クラブとして転換期にあると思います。自分を含め、今までチームを作ってきた選手たちが代わっていくなかで、今いる選手はサンフレッチェ広島というクラブを作って行かないといけない。彼らには、しっかりその責任と覚悟を持って戦っていってほしいです」

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つまりそういうことだ。
稀代のストライカーは、責任と覚悟という言葉を残した。
寿人はフィールドでプレイする選手だから、その言葉は選手に発したと思う。
サンフレッチェ広島に残る選手たちは、この言葉を重く受け止めたに違いない。
でも、この言葉は、私の心にも深く突き刺さった。

間違いなく、これから数年間は、サンフレッチェ広島は厳しい時代を迎える。下手するとJ2降格もありうるだろう。Jリーグはそれくらい過酷なリーグだ。
それでも私たちは、サンフレッチェ広島とともに在る。常に勁い気持ちでサポートしていく。
それは、佐藤寿人選手の魂の願いでも在るからだ。

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