黒田投手もレジェンドだが、もう一人。広島には佐藤寿人がいる

佐藤寿人
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黒田投手が、今、漢として日本で注目を集めている。もちろん広島ではもう、フィーバーを通り越している。凄い。

でも、広島には、少なくとももう一人、広島人が心から愛すべき人物がいる。
その人物は、漢、という表現は似合わないかも知れません。
でも、広島が大好きで、広島のために戦っている人物。

その名、進化するレジェンド=佐藤寿人。
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本当に、サンフレッチェ広島に残ってくれるとは、思わなかった

昨日、Facebookを見ていたら、あの年の佐藤寿人に関するツイートが紹介されていた。
ぼやじ@boyazee さんのツイート。

(ここから)
黒田のことはもちろんリスペクト しかしながら、2007降格決定直後に「一緒に一年でJ1に戻ろう!」と絶叫した我らが寿人も既に伝説の勇者 そんな勇者と戦えることを、一試合一試合大切にしていきたい そこにいるのは当たり前と思ってはいけない
(ここまで)

ぼやじさんの、このツイートに、寿人ラブの私も、改めて衝撃を受けたというか、全くその通りと感じたというか。

寿人は当時、代表候補。
その寿人がJ2カテゴリーで戦うことがどういうことかは、わかっていただけるだろう。

寿人の名著「小さくても勝てる。」にも書いてあるけど、

小さくても、勝てる。/佐藤寿人【後払いOK】【1000円以上送料無料】

とにかく、2007年のJ2降格決定直後に、寿人は、無意識にトラメガを持って、
「一緒に一年でJ1に戻ろう!」
と叫んでいた。
自分のことは一切考えていなかったという。自然と体が動いた、そして気がついたら叫んでいた。

あの時、サンフレッチェ広島のファン・サポは、寿人のあれだけの絶叫を聞いても、広島に残ってくれることは、半信半疑だったのではないだろうか。

もし、あの時、寿人が広島を出る意思があれば、どこにだっていけただろう。
サンフのファン・サポも、寿人が広島を去っても、それは仕方ない、と諦めただろう。

でも、有限実行。寿人は、サンフレッチェ広島に、いや、広島に残ってくれたんだ。
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佐藤寿人という奇跡

私は、自分がツラいことにぶち当たったら、思い出すシーンがある。
2012年シーズンの、サンフレッチェ広島初優勝のシーン。
多くの紫の戦士が喜びをおもいっきり表現する中、
寿人は、ヒザから崩れ、なかなか立ち上がれなかった。その目からは、間違いなく涙が流れていた。
寿人は、本当に、広島のために戦ってくれている。
寿人は広島が大好きなんだ。
言ってみれば縁もゆかりもない広島。
でも、愛してくれている。

こんなスーパースターが、心から広島を愛してくれている。
そして、広島のクラブでプレイをしてくれている。

これは、奇跡なんだ。
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J1の史上最高得点は射程に入った。ナビスコの最高得点数も自己記録を更新していくだろう。
寿人の時代は、まだまだ続く。
それでも、私は、
ぼやじさんの言うように、
寿人の1試合1試合を、大切にしていきたい。
いや、1秒1秒を見逃さず、ともに戦いたい。

それは、永遠への戦いでもあるのだ。

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