今日の結論を、先に、書いておきます。
それは
「もういいじゃん、別れた女子に、正当な方法でいじわるしているようなものだよ」
ということです。
ペトロヴィッチ監督には、私は猛烈に感謝しています。
今のサンフレッチェ広島の強さがあるのは
ミシャの力が相当大きいことも知っています。
ミシャのお陰で、サンフレッチェ広島は戦えるチームになった、と私は思っています。
さらに、降格寸前だった浦和レッズを、優勝の可能性があるチームに立て直したことは、さすがだし、素晴らしい監督だと思います。
そして、これから書くことが、これらのことを傷つけたりすることでは全くないことをお伝えしながら、少し、思うことを書かせてください。
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ミシャ、それはおかしいだろう
昨日、浦和レッズが少しだけあった優勝のチャンスを、敗戦という結果で失ってしまった直後のインタビュー。
質問は、
Q来年、また広島から選手を補強したいと思っていますか? また他のチームから欲しいと思っている選手はいますか?
この質問に対して、ミシャの答えは
「広島の選手、広島の選手と言われますが、広島の選手というよりは私が育てた選手だと思っています。高萩、青山、彼らがまだ若い頃、広島から出されそう、あるいは契約満了になりそうな選手でしたが、私は彼らには才能があると思っていましたし、彼らを1年、1年育ててきました。私は決して広島から選手を取ったつもりはない、自分の子どもをこちらに連れてきた、それだけです。広島は2年連続優勝しましたが、その連覇の広島から西川選手が加入しましたが、それは私のせいなのか。西川選手は自分で浦和でプレーしたいと思い、ここにきてくれたのであって、私の責任なのかどうか。選手は最終的には、自分がどこでプレーしたいのか自分で選択するものです。今後、広島から誰が来るか、それは今後の移籍市場の動向を見ていけば、皆さん分かると思います」
引用元:【J1:第34節 浦和 vs 名古屋】ペトロヴィッチ監督(浦和)記者会見コメント(14.12.06)
これは、おかしいと思います。
確かにミシャは、広島の監督であった数年間、洋次郎や青ちゃんに素晴らしい指導してくれたのでしょう。さらにいろいろな素晴らしいことを、サンフレッチェ広島に与えてくれたことでしょう。
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しかし、それは、サンフレッチェ広島と監督と契約している人間の義務です。それ以上でも以下でもありません。
そして、それが有効なのは、「契約期間中」の話です。
現在は、サンフレッチェ広島はペトロヴィッチと何の契約もありません。
だから、ペトロヴィッチが、
「サンフレッチェ広島の選手は、自分が育てたので、自分の子供のようなもので、それを浦和に連れてきているだけだ」
ということを言いたいのだと思いますが、であれば、その主張をするのは、明らかな間違いであり、更に言えば、横暴です。
まあ、このインタビューは、レッズが無様な負け方をし、優勝を逃した直後なので、感情が表に出てしまったのかもしれないけど、
もう、ペトロヴィッチ、あなたはサンフレッチェ広島と何の契約もないのです。もちろん、サンフレッチェ広島の選手にオファーを出す権利は当然ありますが、自分が指導した選手を連れてきてる、というのは、問題のすり替えですよ。
まあ、何の問題もないんですよ、オファー自体は。サンフレッチェ広島だって、いろんなクラブチームにオファーを出すわけですから。
そして、今回、レッズに移籍が濃厚となっている石原直樹選手。直樹は、あなたが育てた選手ではありませんから。
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ザ・推論&私見 ペトロヴィッチの感情のもつれのようなもの
2011年の、秋の終わり、私は、自分のブログ(本サイトではありません)に、ペトロヴィッチが広島を去ることを、とてもショックを感じ、なんともしがたい思いがあることを書いた。
ミシャ自身、次の年も広島で指揮をとることに関して、何の疑いもなかったと何かに述べていた。
しかし、当時のサンフレッチェ広島の経済状況は悪く(今でもいいわけではないが)、ミシャの契約金を支払える状況ではなかった。
ただ、穿った見方をすれば、この時の感情のもつれが、ミシャサイドにあったのではないか、と思うのです。
サンフレッチェ広島は、元サンフレッチェ広島の森保一監督を、ミシャのかわりに迎えた。
ミシャは、当然、自分のほうが監督としての実力も上、と思っていたことでしょう。
しかし、ミシャより安い契約金で指揮を取った監督が、広島に初優勝をもたらすことになる。
あくまでも憶測だし、いや、妄想かもしれません、私の。
ただ、
私は、この時の別れるときの感情のもつれや、自分の育てた選手で優勝した、と言った思いが、
自覚はないかもしれませんが(というより、そんなかっこ悪いことは思いたくないでしょうし)あるのではないでしょうか。
契約が後1年続いていたら、優勝監督になるのは、自分だった……。
そんあいろいろな感情のもつれから、
ミシャは、サンフレッチェ広島に、意識はないかもしれませんが、いじわる、をしているのではないでしょうか。
浦和レッズが、サンフレッチェ広島から選手を獲得する確率は、数学的にありえない
毎年、1人ずつ抜いてくる。もちろんそこにルール違反はないのですが、
偶然ではないのです。確率的に、可能性は確かにあるのですが、しかし実際は、数学的にはありえないでしょう。
何かの意図がないと、ここまで、同一チ-ムからの移籍はありえない。
では、その意図とはなにか……。
ミシャは、浦和レッズを強くしたい。だから、今のレッズに必要な選手を獲得する。
ここに何のブレも無いと思います。
が、しかし、この正当な行為の中に、かつての感情のもつれからくる、サンフレッチェ広島に対する意地悪を、私は、確かに感じるのです。
ペトロヴィッチ監督が、サンフレッチェ広島から選手を引き抜く理由。私見ですが……
浦和レッズのペトロヴィッチ監督は、サンフレッチェ広島から、あるいはサンフレッチェ広島に在籍していた選手を移籍させています。今年も石原直樹がその候補に上がっています。もちろん正当な行為。しかし私は、そこに多少の感情のもつれがあるような……。
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コメント
コメント一覧 (1件)
今のサンフレッチェがあるのは、ミシャのお蔭と思っているので、感謝していても悪く考えるのは避けていたんですが…。
槙野、李はすでに広島を出ていたし、西川は代表選手としての評価を考えたら仕方ないし。
さすがに三年連続はないよね?と思っていた所の石原へのオファー。
石原が大宮にいる時から評価していたらしいですが、もし、ミシャに感情のもつれがあって広島に拘っているのなら、「自分が解任された後に広島に移籍したけれど、先に評価してのは私!!それを広島が引き抜いた。」と思ってそうですね。
何か思うところがあるのなら、真っ向から広島を批判してくれて方がスッキリします。