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町田ゼルビアは、なぜここまで嫌われるのか?

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何かと話題のJリーグの町田ゼルビア。
今日6/16の13:00現在、J1で1位。
昨年まではJ2で戦っていたのだから天晴れのはずなのだが、
町田サポ以外のJリーグファンからとことん嫌われている。と思われる。

初めてのJ1チャレンジで1位をキープしている。これはもっと評価されていいのに、またもっと好かれてもいいのに、いやあ、繰り返すけど、とことん嫌われている、と感じる。

私も大嫌いだし
私の周りに町田を好きな人はいない。
好きでもないけど嫌いでもないよ、という人もいない。
Jリーグに関心を持っている人は、全員、町田ゼルビアが嫌いだ。
あくまでも私の周囲に関してなので、統計的正当性は全くないのですが、

それでも、n=30くらいから推定しても、こんなに嫌われたJリーグのクラブはかつてなかったと思う。
(私の周りはサンフレッチェ広島サポが多いので、町田に対して嫌悪を抱くのは、まあ当たり前だと言えばあたり前なんだけど)。

なぜ、町田はここまで嫌われるのか?
そこを考えてみたいと思います。

ここで一つお断りしておきますが、
これはあくまでも「好き・嫌い」の問題です。正しい・正しくないという客観的な話ではないので、遊び心を持って読んでいただければありがたいです。

目次

強いから嫌われる、ではない。勝つためになら何をしてもいい、というコンセプトが嫌われる原因だと思う

町田ゼルビアのサポや擁護する人たちから、よく聞く話は(よく聞くと言ったってX(旧Twitter)やYouTubeでよく見かけるということだけど)

町田は強いから嫌われる。と言うこと。
昨年までJ2で戦っていたのに、J1に上がってきたら前半戦ずっと1位、だから嫌われる、と。

いやいや、僕はこの考え方は違うでしょ、と思うのです。

町田は強いから嫌われる、のではない。
町田が嫌われるのは、

「勝つためなら、何をしてもいい。クリティカルな反則でなければ」。

そういう黒田監督はそのような思想というか考え方を持っていて、選手たちはその思惑通りプレーする。
このように多くのサッカーファンから思われていて、そこが嫌われているのだと思います。
(というか、町田の嫌われ方から逆に推測したもので、このような考え方を本当に町田ゼルビアや黒田監督がしているかどうかはわからないです)

縦ポンサッカーがどうのとか、横チャカに文句言うな、とか、そう言うサッカーそのもののスタイルや戦術の問題じゃない。
ロングスローだから嫌いとか、それでもない。

縦ポンもロングスローも、黒田監督というか町田ゼルビアは、勝つためにやっている。これは全然オッケー。
サッカーが面白くないとか、そんなことが嫌われる原因じゃない。
ポゼッションしてパス繋ぐのもサッカーだし前線に大きく蹴り込んでセカンドを狙うのもサッカー。当然ながら、勝つためにいろんな戦術を選ぶ。

ここまでは嫌われる要因にはならない。好かれる要因にもならないけどな。

注目すべきは「勝つためなら、何をしてもいい」「何をしてもいい」の部分。ここなんですよ。

サッカーは曖昧なスポーツだ。

ファールの判断も審判によって基準が変わるし同じ審判が同じ試合の中でもその基準が変わることがある。
ファールだけではなく、スローインの位置なども曖昧。

町田のサッカーはこの曖昧さを最大限利用しているように感じてしまう。いや、利用というより悪用しているイメージ。(あくまでもイメージ)
町田は、黒田監督は、サッカーのルールをハックして、ルール違反スレスレの汚いプレーを連発している「イメージ」があるのだ。

意図したような反則をした後ニヤニヤ笑う、ように感じる。
ボールを持っていない相手プレーヤーに体当たりする、ことが多いように感じる。
PKを蹴る前にボールに水をかけて濡らしキーパーがキャッチしにくくする。
これらのこと(イメージ含む)から、僕が想起するのは、
5カウントまでは反則が許されるのだから、カウント4まで相手の顔を握り拳で殴りつけるプロレスのヒール役とか、
電子レンジの使い方に「濡れた猫を乾かすのに使ってはダメ」と書いてないことを盾にとって、それぞ実際にやって猫が死んでしまったことを裁判にしたアメリカの人とか。
空白の1日という規約のバグをついて江川卓と契約を強引に進めて読売ジャイアンツとか。

ルールというものは、守ればいいというものではない。
趣旨を理解して善意を以って運用する。
スポーツで言えばそれがスポーツマンシップに通じるのです。

ここを度外視して

「勝つためなら、何をしてもいい。クリティカルな反則でなければ」と言うポリシーでサッカーをするのであれば、それはやはり嫌われてしまうでしょう。

データ(ファクト)も大事だがイメージも重要だ

実際に、町田ゼルビアのサッカーは粗い、ともよく言われる。
色々なデータを分析している人たちが、様々な主張しているけど。

実際今シーズンの反則ポイントを他のJ1クラブと比べてみると、まあ、上位にいてやはり反則が多いのは事実(6月16日の朝のデータ)。ただ、反則ポイントが断然1位で2位以下をぶっちぎっている、という状態ではない。まあ、反則は多いよな、と言った感じ。
J1反則ポイント
この辺りがレオザフットボールさんとか、町田擁護派というか、町田や黒田監督のどこが悪いの?という人たち意見になってくるのだと思うのですが、

もちろん、そういうデータに基づいた客観的な分析からの評価ももちろん意味はある。のですが、

黒田監督率いる町田ゼルビアのマズいところは、数字に出ないところでリスペクトのないプレーをしているのが問題なのです。
いや、それもしているかどうかは定かではないのですが。
町田は相手に対してリスペクトしていないプレーをしている、というイメージを多くの人に抱かれていることが問題なのです。

改めて考えてみましょう。ここからの論考が大事だと思っています。

なぜ、町田は相手に対してリスペクトしていないプレーをしている、というイメージを多くの人に抱かれているのでしょうか?
本当にそのようなプレーをしているのでしょうか?
真実・事実はわかりません。ただ、多くのJリーグファンがそう思っている、というのは事実だと思います。

でななぜ、そう思われているのかと言えば
上述の通り
町田ゼルビアのチームコンセプトが
「勝つことが最優先。強いことが正しい」となっているから、と思うのです。
「勝つことが最優先。勝つことが正しい」と明文化されているかどうかはわかりませんし(この文言は私が作ったものですが)、これが本当にそうなっているかは類推でしかないのですが。

でも、コンセプトがそうであるとすれば、目標も「勝つ」「優勝」になってきますよね。

でもこのコンセプトは、サッカークラブとしてあるべき姿ではないと思うのです。
なぜならサッカーに興味のある人たちから嫌われるから。

サッカーファンは、応援するクラブが、ただ強ければいい、それが正義だなんて思っていないのです。

Jリーグのクラブが優先すべきことは「勝つこと」ではない

おいおい、コンセプトや目標に「とにかく勝つ」を掲げるのは当たり前だろ?と反論される方もいらっしゃるかも知れません。

でも、僕は違うと思っています。
さらに言えば、どんなスポーツでも「勝つこと」が最優先ではない、とまで思っています。
なんなら「勝つこと」を最優先にしてはいけない、とまで思っています。

もしかしたらこれはスポーツだけではないのかも知れません。

人として生きていく上で「とにかく勝つ」ことを最優先にしてしまったら、そこに幸せを見出すことはできないのではないでしょうか。

例えば受験。偏差値の高い学校に入学することだけが是なのでしょうか?
会社に入ったら出世だけを目標にすればいいのでしょうか?
勝ち組・負け組と言った言葉に惑わされ、決して楽しいとは思えない人生をついつい歩んでしまっている人は、結構いるのではないでしょうか?(かく言う僕もその一人かも知れません)

結果が全て。本当にそうですか?

勝たなかったら意味ないですか?

ちょっと話が広がり過ぎてしまったので、サッカークラブの話に戻しますが。

Jリーグの理念からしても、
クラブのコンセプトは、まず何より地元の人たちと一緒に、ワクワクする時間を過ごすこと、そのことによりクラブやクラブの構成員、もちろん地元の人たちからも生きる力が湧き出てくること、みんなで幸せになること、だと思っています。

その中で、強くなること、優勝を目指すことは、当然達成すべき項目に入ってきます。それを目指さないクラブはプロフェッショナルリーグのクラブとして失格です。
でもそれはあくまでも要素。それだけを目指すのであれば、ワクワクではなく殺伐としてしまうでしょう。

町田ゼルビアのビジョン

町田ゼルビアの公式サイトにクラブの理念が示されています。

vision1
町田市民が誇れるクラブであること

vision2
地域の発展に貢献できるクラブであること

vision3
次代を担う子どもたちの健全な育成と夢の創造に貢献するクラブであること

僕はこの3つのvisionと、勝つことを最優先とするコンセプトは、相容れないものだと思っています。

天皇杯筑波大学戦の時の監督とサポーターの言動は、スポーツマンシップに則っていたのだろうか?

先日の天皇杯の町田 対 筑波大学戦。

ゲームが終わった後の黒田監督の発言。相手のチームと審判に対する批判。
はっきり言って余計なことだった。負け犬の遠吠えとは思わないけど、このような発言が、黒田監督のイメージをさらに悪くしていく。

このゲームでも町田サイドのあまり良くないファールのようなプレーもあり、それを審判はファール取らなかったことが何回かあった。

自分たちのことは棚に上げ相手を貶めるような批判をする。こう言うところだと思います。
これって「大人の監督」がやることなのでしょうか?

また、ゲーム後に町田ゼルビアサポーターのところに挨拶に来た筑波大学の選手たちに、町田のサポータが取った態度は、果たして「大人のサポーター」がやるべきこと?

「勝つ」と「好き」を比べてみたら、「好き」が重たいこの世界。だからマーケティング的には大失敗

確かに今、町田は強い。優勝の可能性もまだある(私は優勝はできず7位くらいでシーズンを終えると予測していますが、それでも凄いですよね)。

もし優勝したら、それは快挙です。

それでも私は、現状の町田ゼルビアはマーケティング的には大失敗だと思っています。

なぜか?
それは、Jリーグは人気商売だから。Jリーグのクラブは、人気に支えられているから。

多くの人から好きになってもらわないといけないのです。
クラブは地元の誇りであるべきです。それでこそ、選手もやる気が起きるし、サポーターはさらに嬉しくなる。
スポンサーだって多くの人に愛されているクラブを応援したいでしょう。そのほうが宣伝効果も上がります。

繰り返すけど、町田ゼルビアは、今のやり方じゃ、いくら勝っても益々嫌われることになると思います。

Jリーグの一つ一つのクラブは、地元に根付いた文化の拠点になるべきなのです。「勝てば何をしてもいい」と言う文化を、その地元の人たちの多くは受け入れることはできないのではないでしょうか。

改めて思ったのは、コンセプトの大切さ。上に立つ者のフィロソフィー

町田ゼルビアが、なぜ嫌われるのか? を僕なりに考えてみました。

事実に基づいた検討ではなく、
多くの人から嫌われている、と言う現状から事実を推定した、と言うことですね。

その結果
町田ゼルビアのコンセプトは「勝つためなら、何をしてもいい。クリティカルな反則でなければ」といったあたりにあるのではないか、と推測しました。

で、改めて強く思ったのは、

コンセプトの大切さ。そしてそれを生み出す上に立つ者のフィロソフィーの重要さ。
だからJリーグでは、監督は重要なのです。
そこを理解していて実行できる監督が指揮を取るべき、と思うのです。

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