サンフレッチェ広島誕生と存続の経緯を、ぜひ知ってほしい。Jリーグに参加してくれ、とつよう要望を出したのは、誰でもない、行政サイドなのだ

まず、サンフレッチェ広島の、いろんなところから押し付けられた歴史を知ってほしい。

さる3月3日、久保会長のスタジアムに関する会見に関して、特に「採算がどうやっても合わない宇品にスタジアムが建設される場合、サンフレッチェ広島としてはフランチャイズとしては使用しない」と話したことに関して、「我儘を言うな」とか「行政の意見に従うのが当たり前」とか、あるいは県や市の行政の一部には「じゃあもう作らないよ」とか「球場跡地に作ったら久保会長の脅しに屈したことになる」とかの意見が出ているという。

また、サンフレッチェ広島という一私企業のために、なぜ広島県や広島市が税金を使わなければならないのか、という意見も一部ある。

このような反論や意見を、あるいは民主主義のルールを根本から覆すようなことを言う前に、次の事実を知ってほしい。
サンフレッチェ広島は、創設の経緯から、行政を含めたいろんな力から、ある種の理不尽な押し付けをされてきたことを。


久保会長からのメッセージ「 3/23 広島県・広島市からの反応と今後の進め方について」

Jリーグ創設の時、マツダは乗り気ではなかった。久保会長も不退転の決意で引き受けた

広島にはマツダという歴史のある日本リーグに加盟していたクラブがあった。しかしJリーグ創設の時、基本的に参加には後ろ向きであった。マツダのいろいろな状況を考えた、株式会社という私企業の判断であり、これは誰も責めることはできない。経営判断なのだ。
しかし、当時の広島の行政と経済界は、「何とか参加してくれ」と強引にJリーグ参加へと持って行った。政令指定都市として他の地域に遅れを取るのが嫌で、全面的に協力するから、という口説き文句を繰り返しながら、神輿を担いだのは当時の行政であり経済界なのだ。
そしてJリーグバブル崩壊。いよいよ難しくなったサンフレッチェ広島を、久保会長に押し付けたのも、行政と経済界だ。当時久保会長も、自分が関わる会社経営もあり、最後まで引き受けるのをためらったという。その時も、全面的に協力するから、という口説き文句付きで。

ビッグアーチにしてもそうだ。いつまでも右肩上がりが続くだろうと先の読めなかった行政が闇雲にアジア大会を呼び、山奥に競技場を建てた。そこをサンフレッチェに使わせればいいよ、といったサッカーのことやスポーツビジネスのことが何もわからない輩が決めたのだろう(まあ、ここは憶測です)。
結局、サンフレッチェ広島は、先が読めない広島県と広島市の経済界の強引な要望に従って今があるのだ。
サンフレッチェ広島は、自分から手を上げたのではない。上げさせたのは、行政サイドだということを、みんな知ってほしい。

今や、日本のどのクラブチームからも尊敬され、恐れられるサンフレッチェ広島、そして世界に平和の尊さを発信できる広島で数少ない有力なコンテンツであるサンフレッチェ広島。しかし、広島の行政は、サンフレッチェ広島という日本に誇るべきコンテンツを十分に活かしきれていない、というかむしろ、行政や政治の道具としてしか使えていないような気がする。
採算が合わないところをフランチャイズとする意思はない、というサンフレッチェサイドの強い意志は、これまで数度となく「全面的にバックアップするから」という中身の無い強引な要望に従って来たサンフレッチェ広島サイドの、ギリギリの意見なのだ。
だって、
風が吹かないところに、風車を立ててもしょうがない。
宇品にスタジアムを立てても、お金の無駄だと思うのです。

私が嫌なのは、県民市民にとって重要案件が、一部の人達の密室で決まってしまうこと

久保会長の3月3日の会見から、数週間が経過し、県や市はサンフレッチェ広島を悪者にしようとしているが、しかし一方でこの問題は全国区になってきて、評論家のやまのといちろう紙も自身のネットの番組で広島のスタジアム問題を取り上げてくれたりしてきている。

私たちは、何より、密室で行われる行政と政治が嫌なのです。
県庁の皆さん(県知事含む)、広島市役所の皆さん(市長含む)、こうするのが一番いい、というご意向があるのならば、それを県民と市民の前で、堂々と論じてください。宇品がいい、というなら、多くの県民や市民が納得する理由を述べてください。
どうしてそこを隠すのですか?
隠さないとマズイことがあるのですか?
違いますよね、そんなことないですよね? ちゃんとした理由があるのですよね?

であれば、堂々と、みんなの前でその理由を喋ってくださいよ、久保会長のようのに。

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