浦和レッズ

強けりゃいい、そんなわきゃないJリーグ。浦和レッズの憂鬱

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仕事でさいたま市役所に行ってきました。

JR浦和駅で降りて、歩いて10分ちょっとでしょうか。

レッズのポスターやフラッグがたなびき、また、昔の面影が残る道を歩くと、ああ、浦和は素敵なところだなあ、と思うのです。

こんな街に愛されて、浦和レッズは幸せだなあ、とも、思うのです。

でも……実は恐ろしいデータが有る。

浦和レッズの観客数は、確実に落ちてきているのです。

なんか間違ってないか? 勘違いしていないか?
(もちろん、レッズだけの問題じゃないんです)

私は、サンフレッチェ広島のファン・サポです。
そして、レッズは嫌いです。

でも、レッズがダメになればいい、なんて思っていません。
嫌いだけど、浦和の街と一緒に発展していって欲しい、Jリーグ人気の一角を担って欲しい(あくまでも一角ですよ)と心から願っています。

浦和の街に降りて、ここ数年感じていたことを、
偉そうながら、書かせていただきます。

Jリーグのクラブチームは、強ければいいのか?

先程も書いたけど、浦和の観客数が落ちている。

Jリーグの幹部は、レッズをビッグクラブにして成功モデルとしたいのだろうが、どうも、Jリーグの幹部や浦和レッズのフロントは、Jリーグ100年構想というものを捨てているように感じてしまうのですよね。

つまり、強ければファンは増える、サポーターは喜ぶ、と思っているんじゃないか?ということです。

そりゃ、だいたい強いほうがいいですよね。でも、そうじゃない時だってある。
「あ、そんなことするんなら、勝たなくていいよ」という感じ。

若い方はご存じないと思いますが、
かつて、プロ野球に於いて「空白の1日」という事件が発生しました。

これは、当時「怪物」と呼ばれた江川卓という素晴らしいピッチャーがいました。
本人かどうかはわかりませんが、とにかく読売ジャイアンツに行きたい、と江川サイドは思い、読売も江川が欲しい、と強く願い、最終的には、法政大学に進学し、さらにはアメリカ留学等、ジャイアンツに指名されなかったのでいろいろやっていたのですが、
しかし、
「空白の1日」という卑怯な解釈を関係者で行い、突然、江川卓の入団会見を読売は行ったのですね。

これは、説明すると面倒なので、ウィキペディアなどにも出ていますが、
いろいろあって、この解釈は、ダメ、ということになったのです。

最終的には、江川は、ジャイアンツに入るのですが、とにかく大人の事情というか、ずっこいんですよ、読売が。

で、何が言いたいかというと、
この辺りから、読売の人気は、陰ってくるわけです。

強けりゃ人気がでる、優勝したら人気がでる、と、読売は考えていたのかどうかはわかりませんが、でも、それは間違いなのですね。

レッズはアイデンティティを問われているのではないか?

レッズがずっこいことをしているとは、私は全く思いません。
ルールに則って、いろんな事をやっています。全然オッケイ。

もちろん、サンフレッチェ広島の選手が、何人もレッズに抜かれるのは異常です。
でもルールに則っている。
サンフレッチェよりレッズを選んだのは選手ですから。
それはそれで仕方ない。

確かに、レッズはペトロビッチ監督のもと、サンフレッチェ広島の選手を集めてい強くなっているんだと思います。
リーグ戦は今のところ負けなしですから。
ACLに関しては、どうなんだとは思いますが。

でもね、これじゃ、サポーターは面白く無いんじゃないでしょうかね……。

もうこれは感覚的な問題ですが、

Jリーグはその発展環境が世界のクラブと比べても特殊なのだと思います。
やはり地域密着度が高い。

だから、「ウチの街のクラブチーム」という感覚がなければ、その人気は落ちていくのだと思います。

サッカーが好きだ⇒たまたま地元にJのクラブチームがある⇒Jリーグの、クラブチームのファンになる

というより

何らかの形で、地元のJノクラブチームと接する体験がある(例えば、街でサインをしてもらったとか、レストランでクラブチームの選手などといっしょになるとか、あるいはファン・サポに連れられてゲームを見に行って、そのクラブのファンになるとか。

なんか、サッカー起点ではなく、地元関係起点の要素のほうが大きいと思ったのです。

だから、強くするために、優勝するためになら、ルールの範囲内であれば、レッズのよう、同じチームから選手を集めていると、
その地域の方々の心が離れる、という結果になっているような気がするのです。

レッズは、浦和に存在する意味が問われている。
勝てばいい、というわけではない。
大切なのは、アイデンティティ。

しかしこれは厄介だ。

チームを強くするには、ある程度お金で選手を連れてくれば良い。
しかし、崩れた始めたアイデンティティを再び取り戻すには、
長い時間がかかるに決まっているからだ。
浦和のうなこ

うなぎのうなこ

(写真は、サッカーとは関係ないけど、うなぎの蒲焼き発祥の地と言われています。で、そのキャラクターの浦和うなこちゃん。何だかカワイイぞ)

私は、浦和レッズは嫌いだが、
それでも、Jリーグのクラブチームとして、いつも光り輝いていて欲しい。

そして、チームアイデンティティの問題は、
レッズだけではなく、Jリーグの全てのクラブチームにも関わることなのです。

追加のお話

一昨日5月2日のレッズ対ガンバ戦、集まりましたね、5万人以上。
やはり、嫌いとはいえw、埼スタに人が集まると、私は嬉しいです。
まあ、去年の因縁もあり、首位攻防戦でもあり。

そしてレッズ、見事勝ちました。
おめでとう。

もちろん、サンフレッチェ広島もベガルタ仙台にきっちり勝って、勝ち点4差で追っていますよ。

さて、松本山雅のサポーターのトップの方が、例え地方リーグで戦おうとも、満員のスタジアムを目指したい、とおっしゃっていたそうですが、
確かに、レッズも初期の頃は、全く勝てなくても、猛烈にファン・サポが集まっていましたね。

全てのクラブチームは、クオリティの高い、面白いサッカーを目指し、応援しがいのあるチーム作りを目指したいものですね。

全てのクラブチームのみんな、進もうぜ。

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