原爆ドーム

広島市民に先見の明はあるか?広島の大きな資産になる。サンフレッチェ広島と複合型スタジアム。

麻布十番は、今でこそ地下鉄の駅があるが、私が若い頃は、日比谷線が一番近い地下鉄だったように記憶しているが、その軌道を見ると、まるで、麻布十番を避けるように、銀座方面から行けば、神谷町を過ぎたら急激に右折し、六本木、広尾、そして恵比寿へと向かっている。

私の記憶が正しければ、元々は、神谷町から麻布十番を通って広尾に抜けるはずだったのだが、麻布十番がそれを拒否した。
だから、日比谷線は麻布十番を避けて六本木を通ることになった。
なぜ、拒否をしたのかは、その理由までは、私は知らないのですが。

麻布十番は、独自のポジションを得ていて、今でも、庶民的な香りがする素敵な場所になっているのでいいとは思うのですが。

私の故郷である広島県廿日市市地御前でも、これと同じようなことがあった。(と聞く)

JR山陽本線。
今でこそ、
広島⇒横川⇒西広島⇒新井口⇒五日市⇒廿日市⇒宮内串戸⇒阿品⇒宮島口……と続いていくが、かつては
広島⇒横川⇒西広島⇒五日市⇒廿日市⇒宮島口
という駅しかなった。
そして、廿日市と宮島口の間が、結構長かった。
普通考えれば、距離的に、廿日市の宮島口の間に、もうひと駅くらいあっていいはずなのに。

これも、地御前の住民が、拒否したかからと聞く。

かつては、港町として栄えた地御前も、今は、一部の牡蠣業者が栄えるのみ、といっていい。ニュータウンなどである程度人口も増えたかもしれないが、結局、JRの駅は、元々の地御前ではなく、宮内串戸と阿品に出来た。ニュータウン的なものが、宮内串戸や阿品にできたのだ。
地御前はその中間にあり、人口減少、高齢化野道を加速度的に歩んでいる。

先見の明。

大切なのは、先見の明だ。

旧市民球場跡地にスタジアムだできるかできないか。それは先見の明の問題だ

サンフレッチェ広島と複合型スタジアムの可能性

サンフレッチェ広島のスタジアムを何処に移転するか。これは、
サンフレッチェ広島を含め、複合型スタジアムに対する考え方の問題だ。

まず、Jリーグは、間違いなくこれから伸びていく。
理由はいくつかあるが、

サッカーは、世界で最も多くの人々にプレイされているスポーツである。(もちろん日本でも)
Jリーグが地域密着を目指し、その地域のために選手がプレイをする。

例えばこの2つの理由を上げるだけで、サッカーが大きな可能性を秘めたコンテンツであることは、理解していただけるのではないだろうか。

また、複合型スタジアムは、読んで字の如しの「複合型」。

Jリーグが行われる日は、1万5千人から2万人の人で埋まる。
リーグ戦がない時は、大型コンサート等のイベントを行えばいい。
芝の養生のことをしっかりシステム化すればできるはず。

そしてその人達が、広島の街に繰り出してくれて、さらに広島の良さを発信してくれれば……。

また、施設の中に、商工会議所等のオフィスを入れたり、レンタル会議室等を入れるのもありだ。

が、私は、ぜひ、広島が、どう発展してきたか。
それを伝えるミュージアム的なものを作って欲しい。
県外、海外からくる人に、しっかり広島をアピールし、また、再び広島に来てもらえるような仕掛けを作りたい。

県外、海外から広島に来ることは、特別な意味がある。
原爆ということが、戦争がいかに愚かな行為であるかを、
そして平和がいかに尊いものかを、心に刻んでもらえるのだ。
サンフレッチェ広島は、複合型サッカースタジアムは、そのトリガーになれる可能性がある。
だからこそ、原爆ドームの隣にあるべきなのだ。

広島市民に、サンフレッチェ広島と複合型スタジアムの可能性を感じる力があるか?

広島には、愛すべきカープがある。
広島市民に、県民に愛されて、黒田投手の復活、マエケンのラストイヤー?的なこともあり、さらに、人気沸騰だ。
これは喜ばしいこと。

しかし、だからこそ、サンフレッチェ広島やスタジアム問題に無関心な人が多い気がする。

日本全国、いろんなところで、Jリーグを活用した地域活性が行われている。
それぞれの地域が、地域活性に必要なエンジンと考え、必死になって誘致し、応援し、また、クラブチームも地域に貢献しようとしている。

広島にも、できるはずだ。

今、本気でスタジアム問題に広島市民の人たちが関心を持たないと、地御前の国鉄駅問題のように、気づいたら、大切な経済を回すエンジンを有効活用できなくなってしまう。
いや、下手をすると失う可能性がある。

大事なのは、先見の明。
「これは、10年後、20年後、絶対に広島に大切なモノになる」ということを感じ取る力。
それをもった人が、広島市民に何人いるかどうか……。

古いパラダイム、今は機能しない政治経済のやり方にどっぷり使っている人には、それがわからない。感じ取ることが出来ない。

広島は、大丈夫なのだろうか?

広島市民に危機感はあるのだろうか?広島市の65歳以上の人は更に増えて、それ以下の人たちは減っていくばかりなのに。

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広島市民に先見の明はあるか?広島の大きな資産になる。サンフレッチェ広島と複合型スタジアム。」への2件のフィードバック

  1. いち広島市民

    広島人は熱しやすく冷めやすい。
    スタジアム建設に署名した一般のサッカーファンではない市民は、署名提出や初優勝から何年か経って、もう冷めてる、というより興味を失っているように感じる。
    「そういう問題があるのは知っている。でも直接自分には関係ないし。別にどっちでもいい。」
    これが本音なんじゃないのかな。

    私も長年広島に住んで、広大跡地や駅前再開発、駅裏の旧国鉄社宅の跡地、これらの遅々として進まない都市計画に、自分に直接関係ないと冷めてた目で見ていた事を思い出した。

    何度も計画倒れを耳にしているので、そのうち期待しなくなる。というのもある。

    正直、小谷野さんが立候補するまでは、ここ数年の内でのスタジアム建設はないだろうと諦めた気持ちもあった。

    小谷野さんなら、判断力、決断力、行動力どれもスピーディーな感じがするから腰の重い広島の都市計画もどんどん変わってくれることを期待してしまう。

    でも、もしかしたら…実は広島市民は変化を嫌う人が多いのでは?
    という不安もある。

    返信
  2. 女装カープ男子

    2016年のカープのリーグ優勝、そして2017年も健闘を続け、毎試合満員御礼で黄金時代を迎えつつあるカープと、過去5年で3度優勝したにもかかわらずスタジアムに閑古鳥が鳴き、2017年はJ2に降格するのではという状況にあるサンフレッチェ。広島市民、県民がどちらを取るかは一目瞭然。サンフレッチェはこの際広島を出ることを本気で考えたほうがいい。それに広島は野球で戦後復興を遂げた野球の都。核兵器のバカバカしさ、戦争のむなしさを伝える役目を担うのは広島の復興とともに歩んだカープのほうがふさわしい。

    返信

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