日本代表が、グループリーグを勝ち抜くためには「自分たちのサッカー」を捨てること

FIFAワールドカップブラジル大会

「自分たちのサッカー」は通用しない。強い相手には

コートジボワール戦のあとで、日本代表の多くの選手が「自分たちのサッカーが出来なかった。次はもっと自分たちのサッカーができるように積極的に行く」といった趣旨の話をしていました。
「自分たちのサッカー」というのは、おそらく、ポゼッションし、パスを細かくつないで、ワントップだけではなく、2列目も得点する、といったイメージなのでしょうか。
そうだとすると、FIFAワールドカップにおいて、グループリーグの突破は先ず、不可能でしょう。
そういうサッカーは、相手がさせてくれないのです。アジアレベルではなく、ワールドレベルのサッカーでは、そのような「自分たちのサッカー」は、無理、ということが、コートジボワール戦で証明されたように、思います。
日本代表が負けたあと、何度「自分たちのサッカーが出来なかった」という言葉を聞いたでしょうか。
相手が自分たちより実力が低い時は、自分たちのサッカーが出来て当たり前。強い時にできないのも当たり前。じゃあ、自分たちより強い相手とゲームするときにどうするか、というゲームプランがないのでしょうか、今の日本代表には。無いのであれば、ザッケローニ氏に監督を任せたことが問題でしょう。

ギリシア戦も、自分たちのサッカーを挑むのか、それとも、オプションに掛けるのか

コートジボワール戦に負けた以上、日本代表のグループリーグ突破は、限りなく0%に近いでしょう。しかし、0に近いけど、0ではない。コートジボワールが2点をとったところで、守りを固めてくれたことで、得失点差が広がらず、何とかチャンスが残ったのです。
では、どうするのがベストなのでしょうか。
先ずは、開き直ることですよね。

ギリシアに負けたらもう終わり、なんて考えないで、もう終わってんだから思いきってやろう、って感じで。
で、ゲームの入りは、「自分たちのサッカー」を思いっきりやればいいと思うのです。
もしかして、ギリシアのコンディションによっては、通用するかもしれません。そしたら、どんどん攻めていけばいいですよね。まあ、堅守速攻のギリシアですから、日本はボールを持たされて、疲れてカウンターを食らう、という可能性も高いですが。それでも、行ける、と思ったら行くべきでしょうね。
でも、通用しないかな、と感じたら、どうするのがいいのでしょうか? それでも、自分たちのサッカーがどこまで通用するのかを確かめる、というのもあるでしょう。これで、今回のワールドカップは終了となりますが。
では、勝ちに行くには……。
ジョーカーの切り方でしょう。

ジョーカーは、大久保嘉人+青山敏弘 そして 齋藤学

本サイトでも、スーパーサブの概念を記事としてアップしていますが、現代サッカーにおいて、すでにスーパーサブという概念はなく、ジョーカー=切り札として、途中交代の選手を考えます。
交代、ではなく、勝ために、ジョーカーを登場させるのです。ドログバはあまりのも偉大なジョーカーでしたが。
日本代表に於けるジョーカーは、大久保嘉人+青山敏弘。この2人はセットです。特に、大久保嘉人だけを投入しても、意味がありません。そして、妙なドリブラーの齋藤学。この2ユニットです。
本サイトでも、何度も大久保と青山のセットのことは書きましたが、
遠藤保仁選手が、マイペースで攻撃のリズムを作っていき、それでもなかなか得点に結びつかない時、大久保+青山、これが効くと思うのです。
一気に攻撃のスピードが早くなり(青山の縦パス、嘉人の引っ掻き回し)、相手ディフェンダーが困惑します。そこを一気に攻め立てる。
さらに、齋藤学選手は、妙なドリブラーですから、やはりディフェンダーがついていけない時間帯を作ります。その時間帯で得点するのです。
日本代表が、奇跡的にグループリーグを突破できるのは、このオプションが効果を発揮した時だけでしょう。

最後に、私がザッケローニに言いたいのは、FIFAワールドカップのルールでは、選手交代は3人までである、ということです。キックオフの段階で、十分に機能を発揮できないことが予測される選手を、ピッチに配することは、ナンセンスです。
3人と言っても、3人目は、90分近くになって、誰かの負傷退場の確率が低くなった時に切れるカードです。そう考えると、比較的、早めに打てる交代カードは2枚。
もし、最初に、機能しないことが予想される選手がピッチ上に居ると、その選手は交代必至ですから、交代カードは1枚きりなってしまうのです。
事実、コートジボワール戦では、全ての交代カードが意味をなさなかったですし、むしろ、日本代表のパフォーマンスを下げてしまいました。それは、事実上、交代カードが1枚しか無かったからです。

ギリシア戦の先発メンバーが、コートジボワール戦と同じであれば、その段階で、日本代表のワールドカップは終わった、と言っていいでしょう。

p.s.
青山選手を投入するということは、守備を固める、という意味もありますよ。

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