オフサイドがなかったら  その1  中盤の攻防が無くなる……初心者のためのサッカー観戦が楽しくなる色々解説シリーズ

サッカーのルールは、他の競技と比べてシンプルと言われています。が、そのシンプルなルールな中では複雑で、サッカー観戦初心者にはちょっとやっかい……それがオフサイド。でも、オフサイドがなかったら、実はサッカーはサッカーでなくなってしまうのです。そこのところを考えてみましょう。

(オフサイドについては、この記事で解説いたしましたので、オフサイドの反則がよくわかならい、という方は、まずはこちらをご覧になってから、こちらに戻っていただけるといいかもしれませんね。)

もしも、オフサイドがなかったら……。

では、オフサイドがなかったら、サッカーはどうなるでしょうか。
一言で言えば、中盤の戦いが無くなってしまう、ということです。
オフサイドルールがなければ、背の高い選手をゴール前に数人配し、ディフェンスも身長のある選手がべったりオフェンスの選手にへばりつき、もう、ゴール前の攻防だけになるでしょう。
このターンオーバーがの繰り返し。得点も多く入るでしょう。

これって、何かに似てませんか? そうです。ハンドボールやバスケットボールのようなゲームになるのです。
ハンドボールは、ゴール前に、オフェンスの選手が入ってはいけないエリアがあり、また、バスケットボールは3秒ルールで、相手ゴール近くのエリアに3秒以上居てはいけない、というルールで、ゴール前の攻防を面白くする工夫をしていますが、バスケやハンドボールには、中盤の攻防が殆どありません。(バスケやハンドボールが面白くないといっているのではありません。異質なものという意味です)

中盤の攻防のないサッカーって、面白いと思いますか? 否ですよね。

ディフェンスは、高いポジションからプレスを掛けて、ボールを保持するチームに自由を与えない。攻撃サイドは、このプレスをかいくぐるために、パスを回し、ドリブル突破を図る。
サンフレッチェ広島でいえば、中盤で、青山敏弘や高萩洋次郎が上手にパスを繋いだり、サイドにボールを振ったり、ミキッチやカシッチ(柏選手w)や航平がドリブルで駆け上がったり、森崎和幸が縦パスのチャンスを伺ったり……相手チームはディフェンスはそのすきを突いてなるべき高い位置でボールを奪おうとして、プレスをかけてきたり……。
中盤の攻防があるから、サッカーは、まず面白くなるのです。

ここからは私見ですが……サッカーやラグビーは、もともとヨーロッパの地域の祭から展開されてきたものです。
羊の内蔵を、相手地域の教会に運び入れた方の地域がその祭事の勝利者となる。(この話を詳しく書いた記事はこちら。参照してくださいませ)
だから、すぐ、勝負が決まらないようにしたのではないか、と思うのです(これはあくまでも私見です)。
つまり、フットボール(サッカー、ラグビ、アメフト含め)の起源から考えると、攻撃側に不利なルールが多くなっています。
サッカーでは、待ち伏せ禁止(オフサイドルール)、ラグビーやアメフトでは、前のパスの禁止(アメフトでは1回の攻撃で1回のパスが許されていますが)。
だから、フットボール、特にサッカーではゴールがなかなか入らないのです。ゴールを決められるのは、あってはならいこと。ゴールを決めるのは、奇跡を起こすこと、なのです。

オフサイドがなければ、ゴールは奇跡にはならず、よくあること、になるのです。
オフサイドがあるからこそ、ゴールは奇跡になるのです。

結論。オフサイドは、ちょっと複雑。でも、オフサイドがあるから、サッカーは面白くなるのです。

でも、オフサイドについてまだ一つ説明してないことがあります。
それは、最終ラインとオフェンスの攻防。駆け引き。
やっと寿人選手の凄さを、説明することができます。が、これは「オフサイドがなかったら その2」でお伝えします。

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