旧広島市民球場跡に複合型スタジアムを!

サンフレッチェ広島が、アジアやヨーロッパからのインバウンドの強力な魅力となるように……旧広島市民球場跡地の複合型スタジアムについて

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サンフレッチェ広島は、いずれ、インバウンドの強力なコンテンツになる
(インバウンドという意味はいろいろありますが、ここでは、海外からの旅行客、という意味で使っています。)
いや、していかなければいけない、と思うのです。
数年すれば、広島県は、日本の多くの地方都市と同じように、人口減少に転じていきます。その時、広島経済をどうするか。
サンフレッチェ広島を活用する、という一つの有効な施策の一つだと思うのです。

実は広島は、海外からの観光客に大人気の地域です(後述)。そこを、サンフレッチェ広島と組み合わせることはできないのでしょうか……。

カンプ・ノウ

私は、もう、数十年も前の話ですが、仕事でバルセロナに行ったことがあります。
当時はサッカーに全く興味がなかったのですが、タクシーでカンプ・ノウの側を通った時は、サッカー文化が根付いているヨーロッパならではの美しい街の景色に写りました。美しいのです、その町並みが。現代のコロッセアム……。
もちろん、今であれば、タクシーを降りて、数時間かけて見学するでしょう。あるいは、スケジュールが合えば、いや、スケジュールを合わせて、バルサのゲームを観戦したに違いありません。

「あ、ここがサンフレッチェ広島のスタジアムなんですね、入ってみよう」

サンフレッチェ広島というチームは、今はまだ、バルサの集客力はありません。
しかし、これから、毎年Jリーグで優勝争いをして、この調子で、しっかりとした強さをキープしていれば、そしてACLでも強さをキープして、クラブワールドカップの常連になっていけば、アジアやヨーロッパで知られるようになり、そのユニークなサッカースタイルで、人気が出てくるでしょう。(もちろん、人気がでるように、アジアやヨーロッパ地域に対してマーケティングを仕掛けて行く必要がありますし、そうするべきですが)

そうすると、10年後、20年後、広島を訪れる海外からのお客様が、
「ああ、ここがサンフレッチェ広島のスタジアムなんだ、入ってみようか」
「お、今日はゲームが有るんだ、見てみるか」
「広島の平和記念公園に行って、その次はサンフレッチェ広島のスタジアム見学しよう」
といったことが起こりうるのです。
さらに、そのスタジアムには、海外からのお客様をおもてなしする機能もしっかりとあれば。
その方々の興味に合わせて、厳島を紹介したり、瀬戸内の島巡り、西条の酒蔵……いろんな観光資源を提示して旅してもらえばいい。紹介する場所に全部行けなくても、更に広島に興味を持っていただき、「また広島に来よう」という気持ちになってもらえる。
平和記念資料館と連動して、平和の大切さを訴えるコンテンツを持てば、世界に二つとない、魅力的な複合型スタジアムになるでしょうし。
あ、重要な事を忘れていました。
このようなことが実現するのは、複合型のサッカースタジアムが、平和公園の側、つまり旧広島市民球場跡地に建設された場合に限られますが。

いずれ、ワールドカップと並ぶ、いや、それ以上の大会になる、クラブワールドカップ

現在、リーグ戦とともに、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)を戦っているサンフレッチェ広島。ACLの出場権(リーグで3位までと、天皇杯優勝チーム)を得ると、確かに過密日程になります。罰ゲームと言う人もいます。しかし、それは違います。間違いなく、失うものより、得るもののほうが多いのです。それは、サンフの実力アップという面もあるのですが、マーケティング的に、経営的に重要なのです。

ACL、つまりアジア・チャンピオンズリーグは、クラブワールドカップの予選でもあります。
今はまだ、クラブワールドカップのステイタスは、ワールドカップより低く感じますが、いずれ、近いうちに、ワールドカップと並ぶ価値ある大会になるはずです。
ヨーロッパチャンピオンズリーグが、年々ステイタスを上げてきました。
それに数年遅れて、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のステイタスも上昇してきています。
浦和やガンバが優勝した頃より、今のACLの方が、はるかにステイタスが高い。
まだ、ACLは日本では、そこまで人気は出ていませんが、ACLがどのような大会なのかがわかってくると、さらに人気とステイタスは上がるはずですし、Jリーグも、そういう施策を打つべきでしょう。

サンフレッチェ広島が、アジア・オセアニア地域からの、さらには世界中からのインバウンドのための強力なコンテンツになる

ACLが、日本で、またアジア・オセアニアで、価値ある大会と認められてくると、そこに出場し、勝ち上がるチームは、アジア・オセアニアで、人気を得ることになります。
想像してみてください。アジア・オセアニアのサッカーファンが注目する中、サンフレッチェ広島が毎年のようにACLを勝ち抜きチャンピオンになるとしたら……。アジア・オセアニアで、サンフレッチェ広島の人気は間違いなく上がっていきます。
日本の広島に、猛烈に楽しくて面白くて強い、そんなサッカーをするチームがある、ということになります。
さらにクラブワールドカップで勝ち抜いていけば、その人気は世界レベルになっていくでしょう。
もちろん、それは簡単なことではないのですが、しっかり今のサンフレッチェ広島の戦い方を続けていけば、間違いなくそうなっていくはずです。アジアで、ヨーロッパで、「サンフレッチェ広島のサッカーは、面白いし強い」と評価される日が必ずやってきます。そしてこのことは、世界の共通言語であるサッカーだからできること。他のスポーツではできないのです。

旅行のクチコミサイトトリップアドバイザーによると、【外国人に人気の日本の観光スポット2013】の1位は、広島の平和記念公園。さらに4位に広島県廿日市市の宮島(厳島)がランクインしています。
既に広島は海外の観光客から高い評価を得ています。

平和公園  厳島鳥居

広島には、たくさんの海外からの観光客が訪れる。
多くの国では、サッカーが文化として根付いている。
ということは……。

さあ、条件は揃いました。
アジア・オセアニア地域からの、いや、世界からの観光客が広島の平和記念公園を訪れる。
原爆ドームを見学する。その向こうに、サンフレッチェ広島がホームスタジアムにしている複合施設のサッカー競技場があったとしたら……。
それもまた、観光客にとっては、魅力的なコンテンツになるはずです。

Jリーグで勝ち続けること、ACLを勝ち抜き、クラブワールドカップの常連になること。
それは、広島の街にたくさんの海外からの観光客を連れてくることにつながることです。
だからこそ、旧市民球場跡地に、つまり原爆ドームの直ぐ側に、サンフレッチェ広島のホームスタジアムを作るべきですし、もっともっと、広島の人々は、経済施策の有効なコンテンツになりうるサンフレッチェ広島を、愛するべきなのです。

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